市の職員の動き

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 市の職員の増加もめざましいものがある。市制施行の大正十年には市長以下わずか三六人=三五人ともいわれた=(人口は三万三八八七人)であったものが昭和二十五年には六四四人にふえている。六―八九表のように三十年には八七八人、三十四年にはついに一千人の大台に乗せた。

 それ以後は人口の急増とともに市の職員数もふくれる一方となった。市の急激な発展によって職員をふやさなければ、事務が処理しきれなくなったためである。四十年には一、九九三人と二千人を七人下回り、一〇年で二倍以上になっている。もっとも人口の方も三十年は一九万七九六二人であったものが四十年には三三万二一八八人と二倍ではないが三〇万人台になっている。

 四十年に入ると団地の完成や首都圏内としての宅地造成が進み、人口は急激に増加の一途をたどっている。四十六年には五一万六一三三人と五〇万都市になった関係もあって職員の数も三八六七人と四十年の二倍となり、わずか五年で倍増になっている。異常ともいえる発展をみせたのである。大正十年の市職員一人に対し市民一千人であったものが、昭和四十六年には市職員一人に対し市民一三三人強という比率になっている。昭和二十五年以降の市職員の推移は次のとおりである。

6―8表 年度別市職員数の変化
市長部局他部局消防
昭和25年4768583644
2648812083691
2752712396746
2853612796759
2960113796834
30619159100878
31624168104896
32627172104903
33633174104911
347591951181,072
359132341181,265
361,0152561251,396
371,1472851511,583
381,2813211711,773
391,4583431921,993
401,5714961982,265
411,6755032362,414
421,7915562512,598
431,9855972552,837
442,2116672793,157
452,4126962963,404
462,7757383543,867
473,0678284114,306
483,6709824915,143

(市総務課調べ)