結核予防対策

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 結核については、伝染病のところでも述べたが、患者は戦後になってから急速に減少してきたが、罹患者多数いるというのが現状である(六―一二二表参照)。

6―122表 昭和47年度結核予防対策事業
(1)学校生徒,幼稚園・保育所園児結核健康診断実施状況
区分学校数対象数ツベルクリンBCG間接撮影精密検査結核
患者要注意者健康者
高等学校11,314175131,288
中学校2617,42614,3381,06215,888361332
小学校5849,24245,1758,53936,81414747136
養護学校21351181790
保育所373,7713,1701,1171,03810145
私立保育園81,3361,124511404
公立幼稚園11221174947
私立〃5110,7669,6312,4434,015355129
合計18484,11273,84813,75159,5842281115202
 要注意者については6カ月後再度検診実施
(2)一般市民結核健康診断実施状況
区分会場数対象者ツベルクリンBCG間接撮影精密検査結核
患者要注意者健康者
350生後3カ月から5歳まで17,77411,78719,615236364169
委託医療機関4315歳以上の市民8435082,850894976
合計39318,61712,29522,465325773245

 結核予防法により、だれでも年一回は健康診断を受けなければならないことになっている。本市では、各地域にレントゲン車を巡回させ、結核、肺がんなどの早期発見につとめている。