医療機関

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 本市には、千葉大学医学部附属病院をはじめ、多数の国立・私立の医療機関があり(六―一二五~一二七表)、各科それぞれに名医がいることは、市民の健康生活にとって心強い限りである。

6―125表 医療施設
年・診療所別施設数病床数
総数国立県立市立法人個人総数国立県立市立法人個人
昭和43年3721624453056,8413,0791003312,403928
444021333553287,1113,1071003302,588986
454311033583577,1263,1091003272,5591,031
診療所無床15932234118
1~5 床4747162162
6~10331322537246
11~192911274421519408
病院20~50121743464420894
51~100611448488100296
101~200761938817121
201~30033662662
301~50011327327
500以上5413,5122,962550
歯科診療所1291128
464531063533816,9953,1891043312,2011,170
診療所無床15533127121
1~5 床5211149172445159
6~10371362697262
11~192911274461519412
病院20~501718850544248213
51~100611448188100293
101~2008711,091967124
201~30033662662
301~50011327327
500以上443,0423,042
歯科診療所14111139

(千葉県中央保健所)

6―126表 医療施設数の都市比較(昭和45年)
人口
(45)千人
人口増加率
人口密度昼夜人口比三次比病院数人口10万対一般病床数人口10万対診療所数人口10万対医師数人口10万対歯科病床数
浦和市26921.73,792.088.456.014403.167.9122.847.5
横浜市2,23825.15,132.693.753.0103411.958.183.634.1
堺市59427.44,499.794.146.026530.553.697.023.6
尼崎市55310.611,318.492.145.030543.667.9106.030.9
千葉市48241.91,943.599.454.034625.855.2164.040.0
東京都
(区部)
8,840△0.615,319.9112.957.0559647.998.9143.167.7
静岡市4168.8363.3104.950.018682.360.0116.037.0
川崎市97313.97,487.897.942.044693.658.2186.244.5
神戸市1,2885.92,399.5101.559.093697.799.0192.148.1
名古屋市2,0365.26,252.1110.854.0165700.468.4163.932.9
北九州市1,042△0.02,238.5104.557.078783.581.5131.757.9
大阪市2,980△5.614,496.5122.453.0222859.998.2193.367.8
福岡市85313.83,517.0111.669.0107870.197.0202.560.9
京都市1,4194.0232.4103.556.0140860.5113.6219.4142.4
6―127表 千葉県下の保健所管内別医療施設数(昭和45年)
千葉市習志野船橋市原東金佐倉
人口(千人)3,36648216636615671220
病院数2453471816315
病院一般床12,9453,017421921852127947
診療所1,70026690178664494
病床(診療所)5,445885296491168114282
歯科診療所8671304090292753
人口10万人に対する
医師数91.3164.097.877.550.680.973.9
診療所数50.555.154.048.542.361.442.6
一般病床384.7625.8252.8251.4546.2177.3429.9
6―66図 千葉県下の医療施設量密度(保健所別45年)

 しかし、『千葉市における医療施設配置の現況と将来計画』によると「診療所密度は少なくとも人口一〇万人に対し六五から七〇の施設が必要」「医師数は、人口一〇万人当たり二〇名から三〇名、現在よりも増加させる必要がある。」と述べている。

 本市の医療水準は比較的高度の水準にあるが、近年の都市化・工業化に伴い、人口の急増、産業構造の変化などが、医療の分野に要請する事項はますます多様化していくものと思われる。

 このようなことからも、市では県と協力して、総合医療センター(仮称)の建設などを促進させることに努めている(『千葉市新五カ年計画』)