ごみ収集と処理

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 市内で排出されたごみの量は、昭和四十一年度は約一三万二千トン、四十六年中では実に二二万六千トン(六―一二八表)となり、一・七倍強にもなっている。

6―128表 昭和46年におけるごみ処理状況
(単位 トン)
年月収集量処理量
総量直営業者持込総量焼却埋立
昭和46年226,378.569,232.2115,978.541,167.8226,378.576,736.4149,642.1
1月19,707.94,715.95,939.09,053.019,707.95,128.014,580.0
219,788.44,600.47,195.07,993.019,788.45,540.114,248.1
321,063.95,413.98,539.07,111.021,063.96,565.914,497.9
417,424.55,452.59,640.02,332.017,424.56,018.411,406.1
517,579.75,753.710,113.01,713.017,579.75,675.411,904.3
617,671.06,153.09,990.01,528.017,671.06,257.611,413.4
719,660.56,457.511,076.02,127.019,660.56,788.112,872.5
818,413.76,039.710,313.02,061.018,413.76,445.011,968.7
918,320.86,148.510,213.01,959.318,320.86,718.511,602.4
1017,601.85,871.69,946.01,784.217,601.86,371.711,230.1
1116,553.45,854.09,198.01,501.416,553.47,685.28,868.2
1222,592.96,771.513,816.52,004.922,592.97,542.515,050.4

(清掃第一課)

 この量は、現在の市庁舎(八階建て)の約八杯分に相当するという。

 市ではこれらのごみを収集車七六台(直営車両四一台、委託車両三五台)で収集している。このごみの三四パーセントは焼却施設で、衛生的に処理されるが、残りのものと燃えないものとは、埋立てにより処理されている。

 今後の見通しとしては、一人当たりの年間ごみ排出量は、昭和四十六年の一、一〇〇グラムに比較して、昭和五十年では、約一・五倍が見込まれている。現在、新港に建設中の日量四五〇トンの処理能力をもつ清掃工場のほかに、内陸部と臨海部にもそれぞれ清掃工場を建設し、市内から収集する燃えるごみの全量焼却を目標として計画が進められている。