公共下水道

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 本市の公共下水道は、既成市街地及び新市街地を含め、計画排水面積二、三三六ヘクタール、計画排水約三〇万七千人が決定されている。これの工事の進捗率は、昭和四十六年三月現在で、面積上は約七〇パーセント、排水人口の上からは、約三三パーセントとなっている。

 また、終末処理施設は、昭和四十年に中央処理区を対象として、計画処理面積一、六六五ヘクタール、計画処理人口、二〇万五千人、一日最大処理水量一一万立方メートルの能力をもつ中央下水処理場の建設が計画され、昭和四十七年四月に第二期事業まで終了した。その結果、処理面積が一、一〇〇ヘクタール、処理人口一三万六千人、処理水量は一日当たり七万四千立方メートルとなっている。

 今後の整備については、昭和六十年までに、市内を中央、南部、北部の三処理区に区分し、特に公共用水域の都川、村田川流域の水質汚濁を防止するために緊急を要する地域、市街地の浸水危険区域などに重点をおいて事業を進めることになっている。

6―68図 下水道普及率(昭和46年3月31日現在)