1 千葉市における環境汚染の現状
千葉市の大巌寺の境内の「鵜の森」は、かつては全国でも数少ない「カワウ」の群生地であった。「カワウ」は、東京湾や近くの田んぼなどでえさをあさり、この森に住んでいた。森の木々のこずえは、「ウ」の糞で白く染まっていた。
しかし、最近はその姿を見ることはできない(六―一三二表参照)。各種の開発行為や環境汚染は、この「ウ」に見られるように、動植物に大きな影響を与えている。
(県文化課資料による)