昭和四十五年五月、「太陽の輝く都市づくり」を理念に、経済開発から市民生活優先へと発想を転換した。更に、一九七〇年代という時代の背景と五十万都市千葉市の現状をふまえつつ、将来百万都市への飛躍を指向した。その第一歩としての中期三カ年計画を策定した。
この計画は「魅力と風格のある近代都市」への前進をめざして、
(1) 歪のない都市づくりのための施策
(2) 市民の生活を守るための施策
(3) 市民の安全を守るための施策
(4) 太陽の子を育てるための施策
(5) 市民意識を育てるための施策
の五本の柱を設定し、市政の計画的総合的運営を図ることとした。
この中期計画と併行して昭和四十七年には、近い将来百万都市の仲間入りをする千葉市将来に向けた都市構想のために、昭和六十年を目標年次とする「千葉市長期総合計画」を策定した。