人王五十代

　
千葉大系図　目次

　∴桓武天皇－

　　御母皇太夫人高野氏贈正一位乙繼朝臣之女、

　　天平九年丁丑降誕、延曆廿五年丙戍三月十七

　　日崩御聖壽七十歳、

　

　［桓武天皇－］

　葛原親王（一品式部卿）（第五王子）－

　　母夫人多治比氏參議長野女、延曆五年丙寅誕生、

　　親王少而慧了、歷覽史傳、常以古今成敗爲戒、

　　擧朝重之、賜輦車入宮、禮儀異親王矣、

　　仁壽三年癸酉六月四日薨御年六十八、

　

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　［葛原親王－］

　高棟（大納言　正三位）（※1）－

　高見王（※2）－

　

　　※1

　　延曆廿三年甲申誕生、幼而聰悟、好讀書傳、壯年而

　　其長六尺美鬢髯、天長二年乙巳閏七月賜姓平朝臣、

　　貞觀九年丁亥五月十九日薨年六十四、晩年柄心釋敎

　　誦讀佛經、嘗以山城國葛野郡別墅爲道場、賜額曰平

　　等寺、所食戶邑資佛事、有子男十七人、實雄正範季

　　長惟範最知名矣、子孫多爲公卿畧之、其内惟範子裔

　　記于左、

　

　　※2

　　無位無官、早世、然子孫至卿相列〓紳、天長元年

　　甲辰誕、

　　嘉祥元年戍辰八月十九日薨廿五、[或天安元年丁丑秋]

　

　［高棟－］

　惟範（中納言）－時望（中納言）－有材（伊勢守）－

　　　　　　　　－伊望　　　　　－珍材（美濃守）－惟仲

　

　［有材－］

　親信

　孝信（大藏大輔）－行義（武藏守）－

　

　［行義－］

　範國（左兵衛權佐）－經方（式部大夫）－知信（兵部大輔）－

　行親（左衛門權佐）－定家（左衛門權佐）－時範（右大辨）－

　

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　［知信－］

　時信（兵部大輔）－時忠（大納言）－時實（中將）（流罪）－時房

　信範（兵部卿）－　　　　　　　　－時家

　　　　　　　　　　　　　　　　　－時宗－

　

　［時宗－］

　親宗（中納言）－

　女（建春門院）

　女（淸盛妻）

　女（宗盛妻）

　

　［親宗－］

　親國（皇后宮亮）－有親（參議）－時親－時繼（大納言）－

　親長　　　　　　－惟忠－

　宗信　　　　　　－親忠

　　　　　　　　　－親方

　　　　　　　　　－智國

　

　［時繼－］

　忠世（權中納言）－忠顯

　繼親－親時

　女

　

　［惟忠－］

　親繼－親世－親方

　

　［信範－］

　信國（中納言）－時兼（藏人）－兼親（兵部少輔）－高兼（從二位）－

　信基

　信季（中納言）－親輔（治部卿）－範輔（中納言）－高輔（頭亮辨）－

　

　［高兼－］

　兼俊

　惟兼

　

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　［高輔－］

　信輔（參議）－惟輔（中納言）－成輔（右少辨參議）

　高有

　

　［時範－］

　房範

　兼信－房祐

　實親（參議）－範家（右大辨）－親範（參議）－基親

　　　　　　　　　　　　　　　－行範（治部大輔）－經高（參議）

　　　　　　　　　　　　　　　－棟範（右中辨）－棟基（木工頭）

　

　［高見王－］

　高望（從五位下　上總介　正親正）－

　　承和六年巳未九月七日誕生、

　　宇多天皇御宇寛平二年庚戌五月十二日始賜平

　　姓、

　　延喜十一年辛未五月廿四日薨年七十三、

　

　［高望－］

　良望（一名國香　常陸大掾）（※3）－

　良將（鎭守府將軍）－

　良兼（下總介　初號粟飯原文次郎）（長田祖）（※4）－

　良〓（鎭守府將軍　上總介）－忠光－常高

　良文（鎭守府將軍　陸奧守　初村岡與五郎）（上總　下總　常陸介）（※5）－

　女（常陸介藤原維幾妻）（遠江介爲憲母也爲憲者伊藤工藤）

　

　　※3

　　延長年中於上野國與同族挑戰、承平五年乙未二

　　月於常陸國爲將門殞命、

　

　　※4

　　承平六年丙申與將門挑戰、翌年密入于將門之石

　　井營、討其不意得勝利、揚勇名、天慶二年己亥

　　六月五日病死、

　

　　※5

　　仁和二年丙午三月十八日誕生、[母夢日輪入口中成懷孕]妻此母亦

　　對三五柱兎有感生、

　　當家爲武臣之祖、醍醐天皇延長元年癸未正月

　　依勅下向東州討逆賊、顯龍驤鷹揚之譽、同九年辛

　　卯與同族有相戰、此時有妙見擁護、故裔孫世々尊

　　崇、以爲鎭守神也、天慶二年巳亥任陸奧守、補鎭守

　　府將軍、同三年庚子五月賜將門之舊領、任下總上

　　總常陸介、子孫繁榮于東州、所謂千葉上總三浦土

　　肥畠山大庭梶原長尾等八平氏也、天曆六年壬子

　　十二月十八日年六十七、言于忠賴、子孫應割見夕

　　顏、即吾正躰也、言畢上天、故不知其沒處、彼夕顏變

　　現觀音小像、後裔崇號夕顏觀音大士、裔孫斷食夕

　　顏矣

　

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　［良將－］

　將門（相馬小次郎　號平新皇）（※6）－女（名菊）（早世）

　將賴（御厨三郎）　　　　　　　　　　－女（號如藏尼）

　將平（葦原四郎）

　將爲

　將武

　　右四人與將門亡滅

　

　　在奧州善保戒

　　歷老死、于此將

　　門子孫斷絕、

　

　　※6

　　領居于下總國相馬郡、討於國香振兵威、天慶二年

　　己亥建皇都號平新皇、同三年庚子二月十四日於下

　　總國辛嶋中貞盛之矢殞命、藤秀郷獲其首、餘黨部

　　屬悉亡滅、

　

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　［良望－］

　貞盛（鎭守府將軍陸奧守）（※7）－

　繁盛（出羽介）（※8）－

　

　　※7

　　天慶二年再下向關東、會藤原秀郷同志謀討將門、

　　同三年二月貞盛射〓將門、而秀郷獲其首、東國平

　　均矣、爲君亡逆臣、爲父報宿讐、忠孝兼備者也、蒙叡

　　賞子孫繁榮原于此、

　

　　※8

　　永承五年庚寅九月任出羽介、仍稱城介、子孫以城

　　爲家號、

　

　［貞盛－］

　維衡（下野守　上總介　帶刀）（※9）－正度（左衛門尉）－

　維將（肥前守）－

　

　　※9

　　與同族散位致賴、在伊勢國相鬪、歷年輸贏未决也、

　　長保元年巳亥三月决斷二人之罪、遂流致賴於隱

　　岐國、遷維衡於淡路國、明年維衡遇赦歸、八十餘歳

　　卒、

　

　［正度－］

　正衡（右衛門尉）－

　貞季

　季衡（右京亮）（伊勢平氏祖）

　

　［正衡－］

　正盛（右衛門尉）－忠盛（刑部卿）－淸盛（從一位太政大臣）（法名淨海）－

　

　［淸盛－］

　重盛（正二位小松内大臣）（法名淨蓮）－維盛（三位左中將）

　宗盛（從一位内大臣）

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　［維將－］

　維時（上野介）－直方（上野介）－

　

　［直方－］

　維方（上野介）－時方（北條四郎大夫）－

　道慶

　女（源賴義妻）（八幡太郎義家　新羅三郎義光母）

　聖範（美濃僧都）

　

　［時方－］

　時家（伊豆大介）－時政（北條四郎　遠江守）（在鎌倉爲執權）－

　

　［時政－］

　義時（相模守）－泰時（武藏守）－

　政子（二位尼源賴朝妻）（賴家實朝母）

　時房（修理權大夫）（六波羅始南方）

　

　［泰時－］

　時氏（修理亮）－經時（武藏守）

　　　　　　　　－時賴（相模守）（最明寺）－

　

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　［時賴－］

　時宗（相模守）（法光寺）－貞時（相模守）（最勝園寺）－高時（相模守）

　

　［繁盛－］

　兼忠（上總介）－

　　某年月爲上總介行國務、此時有使、其男維茂諭孝

　　子之訓誡之事、

　

　［兼忠－］

　安忠（出羽權守）－則道（左衛門尉）－泰貞（海道平太夫）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　－貞衡（御舘常陸前司）

　維茂（出羽介　陸奧守）（號餘五將軍）（※10）－繁茂（出羽城介）

　維幹（常陸大掾）（※11）－

　

　　※10

　　幼而養育于貞盛、成長住于奧州護澤、胯諸任之首

　　揚武名、子孫住越後國、是城氏祖也、

　

　　※11

　　常陸大守者親王及皇孫任之、使介或大掾代大守

　　掌國務也、此裔總號常陸平氏、

　

　［維幹－］

　爲幹（常陸大掾）－重幹（重或作繁）（常陸大掾）－

　　母祭主越前守大中臣岡良女、

　　外祖岡良傳授神道於爲幹、

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　［重幹－］

　致幹－

　政幹（豊田次郎）－幹義

　　　　　　　　　－女（下總介平常重女）（乃千葉介常胤母）

　

　［致幹－］

　直幹（常陸大掾）－

　女（源義光妻）

　淸幹（多氣權介）（攝津守）－

　重家（小栗五郎）

　

　［直幹－］

　義幹（常陸大掾）（※12）－

　資幹（馬塲小次郎）（※13）－

　弘幹（下妻四郎）

　忠幹（東條五郎）

　長幹（眞壁太郎）－

　　母千葉介常胤女

　

　　※12

　　建久年中賴朝卿信讒言、沒收領

　　地賜于弟資幹、自是義幹裔稱行

　　方、

　

　　※13

　　賜義幹之領地任大掾、建保二年

　　被下在廳觧、子孫代々任大掾、

　

　［淸幹（多氣權介）－］

　女（源義業妻）（佐竹昌義母）

　盛幹（吉田太郎）－

　忠幹（行方次郎）－

　　永曆元三十三死年九十二

　親幹（行方三郎）（手賀祖）

　吉幹（行方四郎）（玉造祖）

　成幹（鹿島五郎）（肥前守）－

　

　［成幹（鹿島五郎）－］

　致幹（又作親）（畑田太郎）（又麻生太郎）

　政幹（鹿島次郎）（中居祖）（※14）－胤幹（出羽權守）－家幹（宮崎五郎）

　資幹（用慈四郎）　　　　　　　　　　　　　　　　　　－時幹（中居四郎）

　久幹（立原五郎）

　賴幹（沼尾六郎）

　

　　※14

　　治承五年補

　　鹿島惣追捕使

　

　［盛幹（吉田太郎）－］

　幹淸（吉田太郎）

　家幹（石河太郎）

　近幹（谷太郎）（又號平戶）

　久幹（天神太郎）

　康幹（山本四郎）

　■（常葉五郎）

　高幹（石河六郎）（恒富領主）

　僧（石崎禪師）

　𤣥幹（大生八郎）（實鹿島政幹次男）

　■（大戶九郎）

　望幹（大串十郎）

　

　［忠幹（行方次郎）－］

　棟幹（行方太郎）

　忠次（嶋崎次郎）

　安幹（麻生三郎）

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　［義幹（常陸大掾）－］

　茂幹（多氣次郎）－兼幹（行方小六郎）－行幹（行方太郎）－

　　　　　　　　　　　於相州村岡討死

　

　［行幹－］

　貞幹（行方太郎）－良幹（行方次郎）－

　

　［良幹－］

　望幹（行方三郎）－高幹（行方四郎）－時幹（行方五郎）－信幹（行方六郎）－

　氏幹（馬塲小太郎）

　成幹（吉田平六）－綱幹（小栗宮内）

　

　［信幹－］

　俊幹（芹澤隱岐守）（法名奇山道也）－勝幹（芹澤隱岐守）（法名梅翁）－

　

　［勝幹－］

　秀幹（芹澤土佐守）（法名功山道懃）

　

　［資幹（馬塲小次郎）－］

　朝幹（常陸大掾法名淨壽）（實朝公賜一字）－敎幹（常陸大掾）－光幹（常陸大掾）－

　

　［光幹－］

　時幹（常陸大掾）（法名月巖）－盛幹（常陸大掾）－高幹（常陸大掾）（尊氏公賜一字）－

　

　［高幹（常陸大掾）－］

　詮幹（常陸大掾法名華峯）（義詮公賜一字）－滿幹（常陸大掾法名月岩）（義滿公賜一字）－

　

　［滿幹（常陸大掾法名月岩）－］

　賴幹（常陸大掾）（法名明翁）－淸幹（常陸大掾）－高幹（常陸大掾）（法名亀山）

　　　　　　　　　　　　　　　　　此時江戶崎爲役落、

　　　　　　　　　　　　　　　　　自水戶城移府中城

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　［長幹－］

　貞幹（眞壁六郎）（※15）－邦幹（眞壁小六郎）（※16）－

　　　　　　　　　　　　　－幹昌（眞壁小次郎）

　秀幹（眞壁糺内）（※17）－行秀（門井彌四郎）（※18）

　

　　※15

　　仕于賴朝卿三代將軍家

　

　　※16

　　仕于三代將軍家及賴經卿

　

　　※17

　　分領眞壁郡門井郷、

　　仕于三代將軍家

　

　　※18

　　實宮内大輔紀行賴男也、爲秀幹之養子、領門井郷、

　　故號門井彌四郎、此門井郷者實父行賴祖先武内

　　大臣示祥瑞之地也、雖未世凾蓋相應、以爲稱號

　　焉、行秀仕于將軍家、[賴經卿賴嗣卿宗尊親王]

　

　［邦幹－］

　武幹（眞壁孫四郎）（實秀行一子）－

　　邦幹無子、故武幹繼宗家眞壁氏、而令領行秀之本

　　地、仕于將軍家[宗尊親王]矣、門井者後裔可爲次男之稱

　　號[云云]

　

　［武幹－］

　豐幹（眞壁平六太）－滿幹（眞壁左衛門）－康幹（眞壁左衛門次郎）

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　［良兼－］

　公雅（武藏守）（※19）－

　盛家（粟飯原左衛門尉）－定秀（粟飯原尾張守）－

　良定（粟飯原文次郎）

　　妾腹也、在下總國海上郡邑、至裔孫常時爲妙見神

　　主、所注昔有以也、

　

　　※19

　　父良兼之領地者良文領之、故公雅賜於伊勢國郡

　　郷矣、

　

　［公雅－］

　致賴（散位平五大夫）－

　　在伊勢國與下野守平維衡以武勇齊名、相鬪歷年、

　　遂詔長保元年巳亥三月流致賴於隱岐國、遷維衡

　　於淡路國、其後致賴遇赦歸矣、時人諺曰、武而

　　謀良賴光保昌、猛而横行致賴維衡也、

　

　［致賴－］

　致經（左衛門尉）－致房（加茂次郎）－行致（平三郎）－

　

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　［行致－］

　行俊－親致（右衛門尉）

　　　－忠致（長田四郎）（※20）－景致（先生兵衛佐）

　　　　　　　　　　　　　　　　－女（鎌田兵衛正淸妻）

　

　　※20

　　平治二年正月於尾張國野間

　　内海討源義朝及鎌田正淸、

　　追于京都任壹岐守、

　

　［定秀－］

　秀家（粟飯原孫次郎）－實秀（粟飯原河内守）－

　

　［實秀－］

　秀宗（粟飯原藤兵衛尉）－親秀（粟飯原尾張守）－伊勢壽丸

　

　［良文－］

　忠賴（初號經明　正四位下陸奧守　上總下總常陸介）（※21）－

　忠通（村岡小五郎　鎭守府將軍）－

　　　領於相模國鎌倉郡郷

　

　　※21

　　延長八年庚寅六月十八日誕生於下總國千葉郡

　　千葉郷也、於此所忽水涌出、以此水爲生湯矣、

　　[後世號湯花水]又葛飾郡粟原郷有不増不减之水、此水亦

　　爲生湯云云、[此所葛飾大明神社地也、俗呼謂千葉生湯之水矣、]

　　此時有祥瑞、備月星之小石墜於空中、此石入

　　醍醐天皇之叡覽、勅號千葉石也、嫡流者月星

　　爲家紋、末流者諸星爲家紋、其詳見花見系圖、

　　爲當家之秘、千氏之稱始于此、然未顯於世矣、

　　後年歷任上總下總常陸介陸奧守、叙四位下也、

　　寛仁二年戊午十二月十七日卒年九十、

　

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　［忠通－］

　爲通（三浦平大夫　長門守　初平太郎）－

　景名（次郎）

　景通（鎌倉權太夫）（初三郎）－景久－

　　　　　　　　　　　　　　　－景將（政）（鎌倉權五郎）－

　景村（鎌倉四郎）－

　景成（鎌倉五郎）－景經（鎌倉小太郎）

　女（平將恒妻）（乃武恒母）

　

　［景村－］

　景明（六郎）－景宗（大庭太郎）－

　　　　　　　－景弘（長尾次郎）（或景行）－爲景（長尾新五）（或景作宗）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－貞景（長尾新六）（或貞作定）－景基

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　［景宗（大庭太郎）－］

　景能（大庭太郎）

　景親（大庭次郎）

　

　［景將（政）－］

　景繼（鎌倉中大夫）－義景（左衛門尉）－明義（四郎）（號長江）－明信（太郎）

　

　［景久－］

　景長（梶原太郎）－景時（梶原平三）（於駿州被誅）－

　　　　　　　　　－友景（刑部丞）－景貞（俣野五郎）（刑部左衛門尉）

　朝景（同　次郎）－景茂（兵衛尉）－景俊－景綱

　

　［景時－］

　景季（梶原源太左衛門尉）（同父誅）

　景高（同平次左衛門尉）（同父誅）

　景茂（同三郎兵衛尉）（同父誅）

　景國（同六郎）（同父誅）

　景宗（同七郎）（同父誅）

　景則（同八郎）（同父誅）

　景連（同九郎）（同父誅）

　

　［爲通－］

　爲繼（三浦平太郎）－義繼－

　爲俊（駿河守）－公俊（六郎）

　

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　［義繼－］

　義明（三浦大介）（※22）－

　義行（津久井次郎）（平塜祖）

　爲淸（芦名三郎）（石田祖）

　義實（中山四郎號岡崎）（眞田土屋祖）

　

　　※22

　　治承四年八月源賴朝卿於伊豆國起義兵、自最初

　　義明屬之、使其男義澄嫡孫義盛率兵進發石橋山、

　　旣而石橋敗、賴朝卿密渡房州、義澄義盛等隨之、

　　義明籠三浦衣笠城、畠山重忠攻此城、遂義明討

　　死年八十九、[或百六歳]

　

　［義明－］

　義宗（杉下太郎）（和田高井由井祖）－義盛（和田左衛門尉）（※23）

　義澄（三浦別當）（※24）－

　義久（大多和三郎）（土橋祖）

　義春（多々良四郎）

　義季（長井五郎）（號長氏長大川大井祖）

　重行（村六郎）

　義連（佐原十郎）（左衛門尉）－景連（佐原太郎）（兵衛尉）（※25）

　　　　　　　　　　　　　　　－盛連（遠江守）（※26）

　女（畠山庄司重能妻）（乃畠山重忠母）

　

　　※23

　　賴朝卿入鎌倉之時、爲侍所別當、蒙恩賞居領上總

　　國伊北庄、旣而雖望上總國司、於實朝卿無許容、且

　　訴氏族之免許、遂建曆三年恨實朝卿及北條泰時、

　　五月二日襲幕府、合戰三日義盛討死、年六十七、嫡

　　子和田新左衛門常盛和田二郎義氏金窪四郎義

　　直和田五郎義重和田六郎義信和田七郎秀盛嫡

　　孫朝盛悉被討也、三男朝夷名三郎義秀率殘兵越

　　房州、渡對馬國赴高麗國矣、

　

　　※24

　　仕三代將軍、子孫繁榮矢部大川戶山口祖、

　

　　※25

　　蜷川眞野祖

　

　　※26

　　猪苗代比舊藤倉

　　會津長井鮎川祖

　

　［義澄－］

　義村（三浦駿河守）（林川津祖）

　泰村（三浦若狹守）（寳治元年自殺）

　朝村

　家村（三浦式部大夫）

　

　［忠賴－］

　忠常（上總介　武藏押領使）（※27）－

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　將恒（中村太郎　武藏守）（※28）－

　賴尊（山邊次郎）－常遠（武藏押領使）－

　

　　※27

　　天延三年九月十三日誕生、

　　居上總國大椎城、

　　長元元年戊辰依浮說而征討使下向、相鬪有年、旣

　　而同四年辛未四月服源賴信之言、捧名符怠状、赴

　　洛途中罹病、同五月十五日死于美濃國蜂屋庄、年

　　五十六、故嫡子常將蒙勅免矣、

　

　　※28

　　治安三年癸亥春武藏介藤原眞枝背勅宣、因四月

　　將恒蒙征討使率相模上總軍兵二千餘騎、於武州

　　豐嶋郡相戰、得勝利、同廿七日朝眞枝自殺、其餘族

　　類三十四人梟首、以五月將恒上洛、蒙叡賞賜駿河

　　國益頭郡武藏國豐島郡上總國埴生郡下總國葛

　　西郡、輝武威矣、

　

　［常遠－］

　常宗（中村太郎　笠間押領使）－宗平（中村庄司）－

　

　［宗平－］

　實平（土肥次郎）（※29）－

　宗遠（土屋三郎）－宗光

　友平（四郎左衛門尉）

　

　　※29

　　依賴朝卿之命靜治畿内西國、遂爲鎭西所司、居領

　　于西州、其裔孫改氏號小早川也、

　

　［實平－］

　遠平（土肥平次　兵衛尉）（或號景平）－維平（左衛門尉）－倫平

　　實參河守源範賴子、裔孫號小早川、

　

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　［將恒－］

　武基（秩父別當太郎）（武藏介）－武綱（秩父武者十郎）（伊豫守）（※30）－

　武常（葛西次郎　壹岐守）（※31）－

　常任（小山田大夫）

　　與兄武常於奧州討死、

　

　　※30

　　奧州戰之時、屬義家

　　爲先陣、

　

　　※31

　　母平忠通女

　　屬源賴義討奧賊安倍貞任宗任之時武常常任

　　戰功、遂兄弟討死、

　

　［武綱－］

　重綱（下野守）－重弘（秩父太郎）－

　基家　　　　　－重隆（秩父二郎）－

　　　　　　　　－重遠（高山三郎）

　　　　　　　　－重繼（江戶四郎）

　

　［武常－］

　常家（葛西六郎）－康家（號豐島太郎）－淸光（葛西三郎）（※32）－淸重（葛西三郎）（※33）－

　

　　※32

　　或號豐島三

　　郎淸基

　

　　※33

　　在奧州依賴朝卿之命抽軍功、後裔繁榮于此、

　

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　［淸重－］

　朝淸（葛西伊豆前司）（號入道定蓮）－時重（葛西兵衛）（壹岐前司）－淸親（伯耆前司）（法號經蓮）－

　

　［淸親－］

　重村（葛西伊豆前司）－淸貞（葛西伊豆三郎兵衛尉）

　

　［重隆－］

　能隆（葛貫別當）－重賴（河越太郎）－重房（河越小太郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　－重時（小山田次郎）

　

　［重弘－］

　重能（庄司）－重忠（畠山庄司）－重保

　　　　　　　－重淸（長野五郎）

　女（千葉介常胤妻）

　有重（秩父別當）－重成（稻毛三郎）－重政（小澤太郎）

　　　　　　　　　－重朝（稻毛三郎）

　　　　　　　　　－行平（出田五郎）

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　［忠常－］

　常將（上總權介）（※34）－

　恒親（村上次郎）－恒仲－賴任（村上貫首）

　恒遠

　女

　胤宗（武藏四郎）－元宗（太郎）－基永（野與六郎）

　　武州七黨之内野與黨元祖

　

　　※34

　　母武藏守平公雅女、

　　寛弘七年庚戍九月十五日誕生、

　　與忠常隨源賴信之言以服王命、故續忠常之家督、

　　任上總介矣、賴信賴義視常將猶子、爾來子孫通

　　志於源家原于此、永承年中屬于賴義發奧州盡軍

　　功也、有以草創平山寺、

　　承保三年丙辰六月三日卒年六十七、

　

　［常將－］

　常長（下總權介　武藏押領使）（※35）－

　恒直（埴生次郎）

　女

　

　　※35

　　萬壽元年甲子十一月十五日誕生、

　　母中原大外記師直女、

　　康平年中源賴義義家討奧賊安倍貞任宗任之時、

　　爲海道大手大將軍進發焉、有戰功蒙叡賞矣、

　　天仁元年戊子二月九日卒年七十、法號覺永、

　

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　［常長－］

　常兼（上下總州介）（※36）－

　常滿（次郎）－常繼－常直－淸常－常朝

　常房（鴨根三郎）（或謂五郎）－

　賴常（四郎）

　常晴（相馬五郎）（※37）－

　常遠（安西四郎）－常景（三郎）－景益（安西三郎）

　常繼（周防八郎大夫）（或元宗又初號大須賀）－近永（野與庄司）

　常仲（九郎）

　　奧州淸原武衡退治之時討死

　行長（十郎　號竜大夫）－

　女

　

　　※36

　　寛德二年乙酉八月十五日誕生、

　　寛治年中源義家討淸原武衡家衡之時、常長常兼

　　父子有大功、義家歸洛奏請以常兼補上總下總常

　　陸守護職、叙從五位上、任上下總州介、居于上總國

　　大椎城、民戶富膽矣、大治元年丙午二月十日卒

　　年八十二、法號觀宥

　

　　※37

　　下總國相馬郡者良文以來相傳之領也、常長有深

　　志、分與相馬郡、於常晴再記相馬稱號、而常兼常晴

　　爲同役不輸地也、天治元年甲辰六月、常晴有故以

　　彼郡返與常重、自是常重子孫傳領之、常時居領于

　　武州[先于此寛治四年源義家奧州武衡退治之時、八月於仙

　　北金澤走入于此柵、力戰蒙疵揚勇名、義家被賞美之、]

　

　［常房－］

　常基（粟飯原孫平　初號岩部五郎常益）（※38）－

　常途（原四郎）（※39）

　常能（金原庄司）

　

　　※38

　　常基常途者常長子也、常房養爲子、粟飯原之號者

　　往昔有以稱號也、故常長分與下總國香取海上兩郡

　　郷内於常基矣、千葉或粟飯原若無子孫及斷絕、則

　　以兩家之内互令相續之云云、

　

　　※39

　　分與下總國上總國郡郷、令居于千葉生實城、

　

　［常基－］

　有胤（粟飯原孫平）－

　　賴朝卿政治天下之後、千葉介常胤授地頭職證文

　　於有胤、而元久二年乙丑遠江守平時政賜御敎書

　　也、

　

　［有胤－］

　朝秀（粟飯原孫次郎　童名伊勢壽丸）－

　　實粟飯原尾張守親秀男也、親秀者上總介良兼之

　　裔、而在伊勢尾張兩州矣、常長於下總國又起粟飯

　　原之家、故有胤爲不失其祖先、養親秀之男伊勢壽

　　丸令繼此家、居于下總國香取郡小見川城矣、養和

　　元年辛丑八月廿八日伊勢壽丸八歳、逹賴朝卿即

　　賜諱字號朝秀也、此時護比丘尼岩松太郎左衛門

　　尉[三浦親族]執啓之、

　

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　［常晴－］

　常澄（相馬六郎　後號佐賀六郎）－

　　背父之志、保延二年丙辰掠領相馬郡、與常重矛

　　盾也、遂久安二年丙寅四月以常胤[常胤嫡子]爲相馬郡

　　司、可令知行郡務之旨、賜國判如賜父常重之例

　　也、故常澄遍塞經年月、而後子孫以佐賀爲稱號

　　矣、

　

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　［朝秀－］

　信秀（粟飯原太郎）（※40）－胤秀（粟飯原孫平太）（※41）－

　正秀（粟飯原十次郎）（※42）

　秀久（粟飯原藤五郎）（※42）

　寛秀（粟飯原孫三郎）（※43）－

　

　［胤秀（粟飯原孫平太）－］

　義秀－胤晴－基繁

　

　　※40

　　建曆三年癸酉五

　　月和田合戰之時、

　　有與和田同心之

　　疑、而於鎌倉被討、

　

　　※41

　　依父之事蟄居、至子孫

　　滅其領、

　

　　※42

　　與信秀同被討

　

　　※43

　　千葉介胤政（正）之男也、粟飯原之稱號以有由賜有

　　胤、朝秀之本領號粟飯原孫三郎、

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　［寛秀－］

　常行（粟飯原兵衛尉）－常實（粟飯原右衛門尉）－

　　増賜下總國千田庄

　

　［常實－］

　常久（同左衛門尉）－常光（同左衛門尉）

　

　［常澄－］

　常範（佐賀二郎）－常國（佐賀二郎）－

　常宗　　　　　　－常定（衣山彌三郎）

　　岡濱祖

　

　［常國－］

　常英（佐賀十郎左衛門）－常秀（佐賀彌平次郎）－

　　　　　　　　　　　　－常勝（多谷八郎）

　

　［常秀（佐賀彌平次郎）－］

　常行（佐賀右京進）－常家－常信－忠家－勝家－勝重

　常直（近江守）　　　　　－常定（佐賀民部）

　常景

　

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　［行長－］

　常宗（大藏二郎）

　常光（澁江四郎）－

　行親（鬼窪小四郎）－

　季平（栢間小六郎）

　

　［常光（澁江四郎）－］

　經能（箕勾太郎）－

　有光（澁江小四郎）

　光平（八條五郎）

　

　［經能－］

　能基（箕勾小六郎）－

　能高（大畑權五郎）

　經基（久毛六郎）－

　

　［行親（鬼窪小四郎）－］

　親賴（鬼窪四郎太郎）－親家（鬼窪小太郎兵衛尉）－

　信秀（黑濱五郎兵衛）－

　惠通（阿闍梨）

　通光（五郎入道）－

　

　［能基－］

　爲經（箕勾彌太郎）－

　時光（栢崎次郎）－

　基泰（神倉四郎）－

　

　［爲經－］

　爲光（箕勾左兵衛尉）－

　爲基（古志賀谷次郎）－爲重（同　四郎）－

　

　［爲光－］

　經泰（箕勾兵衛太郎）－

　光泰（箕勾兵衛次郎）

　

　［經泰（箕勾兵衛太郎）－］

　泰永（同孫太郎）－

　光貞（同　次郎）－宗有

　兼貞（箕勾四郎）－秀次（同　太郎）

　　　　　　　　　－幸次（同　次郎）

　

　［爲重－］

　秋近（同　太郎）

　信秋（古志賀谷二郎）

　行勝（同　四郎）

　

　［時光－］

　爲時（栢崎彌太郎）－

　時村（栢崎五郎）－村爲（同五郎太郎）

　

　［爲時－］

　有宗（同𢒊次郎）－宗時（同又太郎）

　爲永（同𢒊三郎）－宗繁（栢崎三郎次郎）

　

　［泰永－］

　永忠（箕勾彌太郎）

　景永（箕勾孫二郎）

　賴泰（同孫四郎）

　箕勾郷

　　惣領

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　［基泰－］

　爲平（神倉四郎太郎）－經平（同左近將監）－爲泰（同左近二郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－實綱（同　五郎）－

　

　［實綱－］

　淸綱（同𢒊七郎）

　時綱（同𢒊九郎）

　𢒊法師丸

　

　［經基－］

　能直（須久毛左衛門尉）－信直（須久毛中務丞）（法名能信）－

　　　　　　　　　　　　－能定－

　　　　　　　　　　　　－經員（同左衛門五郎）（横根）－

　

　［信直－］

　行信（同太郎）

　仲信（同七郎）－信常（同七郎二郎）

　明舜（上野阿闍梨）－助能（同中務丞）－■（同次郎）

　能行（同　九郎）－賴舜（道舜房）

　經直（同　十郎）－泰經（同十郎太郎）

　經繼（同彌太郎）

　

　［能定－］

　經賴（同次郎太郎）－■（阿闍梨）

　經定（同小六郡）－■（同太郎）

　　　　　　　　　－爲定（同五郎二郎）

　

　［經員－］

　行景（同　六郎）

　■（同　八郎）

　次通（同　平三）

　行通（同　彌三）

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　［親家－］

　爲親（鬼窪兵衛太郎）－女

　親定（小笠兵衛次郎）－定勝（同次郎太郎）－行綱（同𢒊太郎）

　隆意

　

　［信秀（黑濱五郎兵衛）－］

　勝直（黑濱兵衛太郎）－信近（同小太郎）－女

　　　　　　　　　　　－經泰（同小次郎）

　　　　　　　　　　　－經有（同小三郎）

　　　　　　　　　　　－通言（同小四郎）

　

　［通光－］

　玅圓（六郎入道）－秀近（六郎）

　

　［常兼－］

　常重（下總權介　號千葉大介）（※44）－

　常家（上總權介）（※45）－

　常康（臼井六郎）（※46）－常忠（臼井太郎）（※47）－

　常廣（匝瑳八郎）－

　　居城下總國匝瑳郡、子孫繁多、惣號匝瑳黨、

　常衡（海上與市）－常幹（同太郎）

　　居城在下總國海上郡、

　胤光（椎名六郎）－

　　居城于下總國千葉庄椎名郷、此城為堅固、大椎城

　　[常兼本城]要害子城也、

　

　　※44

　　永保三年癸亥三月廿九日誕生、[或慶德三年丙寅]

　　元永元年戊戌讓受父之家督、叙正六位上、任下總

　　權介、兼預當國檢非違所之務、天治元年甲辰六月

　　叔父常晴返、授下總相馬郡於常重、十月賜可令知

　　行郡務之國判也、大治元年丙午父使常重居于同國

　　千葉城、且氏族諸臣之宅亦比屋列軒、民戶富膽、

　　次男常家任上總介、從是分任兩國介、以下男等授

　　領地、世々將屬常重之嫡家云々、于世稱之常兼之

　　六黨也、同二月葬常兼於同所阿毘廬山、[本尊大日如來]同所

　　造立日處山滿願寺[本尊藥師如來]月處山光明寺、[本尊不動明王]九月安

　　置妙見神於同所北斗山金剛授寺、靈堂盡善美、造

　　爲數多末社、以粟飯原文次郎常時[良定裔]爲神主也、同

　　所始建立曾場鷹大明神社、[六月朔日]　依稻荷神託於

　　同國香取郡東庄造營稻荷山樹林寺、安置夕顏

　　觀音、然以銅制小厨子納尊像鎖之、猶奉納于千

　　手觀音腹内、雖苗裔別當職不拜之、右以常兼遺

　　命也、同五年庚戍奉寄進相馬郡布瀨郷於伊勢大

　　神宮、同年修造海照山千葉寺觀音堂、天承元年辛

　　亥叙從五位下、保延元年乙卯二月讓與累代所領

　　於嫡子常胤、乃任下總介、於是稱常重於千葉大介、

　　爾來父在之時其子任介、則號父於大介始于此、常

　　重致仕養老、治承四年庚子五月三日卒、[或壽永二年癸卯二

　　月三日]年九十八、葬于千葉邑、法號照淨善應、

　

　　※45

　　居于上總國長柄郡一宮柳澤城、大治元年常兼分

　　與上總國内傳領於常家、因任上總權介、世々稱上

　　總介也、

　

　　※46

　　居城于下總國葛飾郡臼井、此地堅固爲挫讐之要

　　害、屬賴朝卿爲軍功矣、

　

　　※47

　　仕三代將軍家

　　勵勇功、依賴

　　朝卿之命娶伊

　　東祐親入道女、

　

　［常家（上總權介）－］

　常明（上總權介）－常隆（上總權介）－

　　　　　　　　　－常景（伊西新介）－

　　　　　　　　　－常茂（伊東三郎）－常吉（周東太郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　－常泰（周西次郎）（後號助忠）

　　　　　　　　　－常成（廳南四郎）－

　　　　　　　　　－維常（大椎五郎）（椎木綱田祖）

　

　［常景（伊西新介）－］

　常仲（伊北庄司）（※48）－

　常能（伊南庄司）－常顯（小權頭）

　　　　　　　　　－常間（印東別當）－師常（印東太郎）

　

　　※48

　　治承四年賴朝入于下總

　　國府之時、最初謁之、後叛、

　　故十月三日於上總居城

　　自殺、伴類等或自盡、或蟄

　　居、

　

　［常成（廳南四郎）－］

　重常（廳南太郎）

　常家（同　次郎）

　常範（大内三郎）

　盛常（潤野四郎）

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　［常仲（伊北庄司）－］

　常信（伊北太郎）－■（同小太郎）（※49）

　常明（伊北次郎）

　時常（同　小大夫）

　祥師（佐是四郎）（是又作瀨）

　　居上總國佐是村[養老谷]

　　男子一人養育叔父椎名胤隆後年續此家、倚

　　賴千葉介也、

　

　　※49

　　祖父自盡之後、被免許賜領地、

　

　［常隆（上總權介）－］

　廣常（上總權介）（※50）－

　直胤（天羽庄司）（※51）－直常（天羽次郎）

　常淸（相馬九郎　角田祖）（※52）－貞常（左馬助）－胤親（角田太郎）

　賴次（金田小大夫）（※53）－

　女（尾張國原氏妻）（乃原大夫高春母）

　

　　※50

　　保元平治之戰塲振勇揚其名、

　　治承年中屬賴朝卿抽軍功、壽永二年十二月依讒

　　口於鎌倉營中被誅焉、厥後賴朝卿甚悔之、翌年

　　二月氏族等悉私領本宅如本可令領掌之賜御下文、

　　是優亡者之忠、早被厚免云々、

　

　　※51

　　領上總國天羽郡、仕賴朝卿有戰功矣、廣常無罪故

　　免許、歸住本領也、

　

　　※52

　　領上總國郡郷、盡忠於賴朝卿矣、廣常誅死而後無

　　罪故安堵本領、

　

　　※53

　　其居領在上總國長柄郡金田郷、賴朝起義兵之時、

　　最初進發抽軍志、壽永二年廣常讒死、賴次蟄居

　　之中病死、而後廣常無罪之證顯然、翌年三月賜

　　本領於嫡子康常、居勝見城安堵本宅、

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　［廣常－］

　良常（小權介）（自盡）

　女（加々美次郎長淸妻）

　女（伯耆守時家妻[時忠卿子]）（時家兼〓上總國廣常賞之爲聟）

　

　［賴次－］

　康常（金田小大夫）（※54）－盛常（同　兵部少輔）（※55）－胤泰（金田孫八郎　後號　鏑木孫八郎）（※56）

　

　　※54

　　仕三代將軍

　　盡忠功

　

　　※55

　　寳治元年緣上總介秀胤之事、

　　盛常蟄居退領所、賴千葉介

　　之家、是居城近于秀胤之城、

　　且依緣座也、

　

　　※56

　　父倚賴于于葉介繼叔父胤定之家、領下總國

　　鏑木郷、委于左、

　

　［常忠（臼井太郎）－］

　康胤（臼井餘一）－昌胤（臼井六郎　左近將監）（母大多和義成女）

　　仕三代將軍家　　　承久年中有戰功

　

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　［常廣－］

　常正（匝瑳八郎太郎）

　常定（鷲尾太郎次）（※57）

　政胤（飯高四郎）（※58）－胤廣（飯高五郎入道）－常道（飯高彌二郎）（左衛門尉）

　宗光（湯淺兵衛尉）（※59）－

　

　　※57

　　有由建立鷲宮於千葉郷

　

　　※58

　　居領下總國飯高郷

　

　　※59

　　安元年中爲紀州湯淺庄司平宗重[或重國]之養子

　　也、實父常廣爲下總國匝瑳郡司、此郡内

　　南庄者爲紀州熊野之神領、[南庄松山郷造立熊野三社、今尙在矣、]宗

　　重在紀州掌之、常廣亦下總國熊野領下

　　司職領相承之、以是雖隔國宗重與常廣令進

　　退領掌焉、因爲宗光於養子、[宗重有長子、入釋門、山州栂尾寺住高辨是也、]

　　讓與本領紀州相立川[又立作瀨]庄也、承元四年實

　　朝公以宗光補相瀨川庄地頭職矣、

　

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　［宗光（湯淺兵衛尉）－］

　宗行（湯淺左衛門尉）（※60）－■（湯淺左衛門尉）

　宗景（湯淺平六）

　　宗光所掌與下總國匝瑳郡南庄熊野領、爲地

　　頭、故宗景歸住于下總、列匝瑳黨、爲千葉

　　家屬士、謂之下總湯淺也、

　

　　※60

　　續宗光家督領紀州相瀨川庄也、此裔謂紀州

　　湯淺、

　

　［胤光（椎名六郎）－］

　胤隆（椎名六郎太郎）（※61）－

　胤知（野手次郎）－胤義（井上野五郎）－義成（官和田門太郎）（式部丞）

　胤平（松山三郎）（平又作王）

　時胤（山桑四郎）

　胤澄（小見五郎）

　胤貞（飯倉七郎）－

　胤業（福岡八郎）－

　女（佐瀨四郎祥師妻）

　

　　※61

　　保元之亂振功名、治承年中仕賴朝卿有勇功、

　

　［胤隆－］

　胤衡（椎名兵衛尉）－胤元（同小次郎）

　　　　　　　　　　－胤仲（椎津三郎）

　　　　　　　　　　－女

　胤𤣥（醍醐次郎）

　　居上總國市東郡、

　

　［胤貞（飯倉七郎）－］

　行胤（長岡五郎）－

　胤基（大浦彌四郎）

　胤家（井上野四郎）

　

　［行胤（長岡五郎）－］

　胤貞（太田又太郎）

　成勢（掃部助）－胤親（長岡太郎左衛門）

　

　［胤業－］

　資胤（臺岩室）

　胤忠（小田邊　柴崎）－胤廣－

　

　［胤廣－］

　胤賢（中務大輔）

　胤光－胤長－胤成－胤見－胤法－胤次－胤盛

　

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　［常重－］

　常胤（御厨下司　下總介　號千葉介）（※62）－

　胤幹（千田次郎　又六崎三郎）－胤氏（千田次郎太郎）（兵衛尉）－胤安（兵衛太郎）

　女

　

　　※62

　　母平政幹女、元永元年戊戌五月廿四日誕生、

　　保延元年乙卯二月受常重之家督而補御厨下

　　司職、叙正六位上任下總介、久安二年丙寅

　　四月爲傳領相馬郡司、可知行郡務之旨賜國

　　判如父之例、保元之亂率氏族守護内裏盡軍

　　忠、治承年中鎌倉草創之時、自最初屬之率

　　氏族、運奇策退東州之讐討西海之敵、其勳

　　功不遑枚擧、賴朝卿依恃之如父母、毎施恩

　　賞以常胤爲最初、着侍之座上[古一之座]、叙從五位

　　上、補下總國守護職及上總國郡武藏國内陸

　　奧國郡[五郡]相模國内常陸國内美濃國内[蜂屋庄舊領]肥

　　前國[小城郡傳領]、於此國内數十郡村邑相傳所領、

　　又依軍賞宛賜所々等地頭職、或賜御下文也、

　　於下總國居城于千葉、於鎌倉爲敷地辨谷、

　　仰朝威抽忠勤矣、氏族亦悉仕幕府所顯庸、

　　偏依常胤之成功也、正治三年辛酉三月廿四

　　日卒年八十三、葬于下總國千葉山法號淨春

　　貞見、後贈稱重阿彌陀佛、[後世貞胤皈依時宗、故自是以來用被宋之法謚]

　

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　［常胤－］

　胤政（千葉介　初太郎）（※63）－

　師常（相馬次郎　左衛門尉）（※64）－

　胤盛（武石三郎　左衛門尉）（※65）－

　胤信（大須賀四郎　左衛門尉）（※66）－

　胤通（國分五郎　左衛門尉）（※67）－

　胤賴（東六郎大夫）（※68）－

　日胤（律靜房）（江州圓城寺住賴朝祈師）（※69）

　女（常陸大掾平直幹妻）

　　府中大掾良幹東條五郎良幹眞壁六郎長幹母、

　

　　※63

　　母秩父太郎平重弘女、永治元年辛酉四月朔

　　日誕生、

　　與常胤及群弟倶屬賴朝卿有軍功多多、文治

　　三年丁未九月叙從五位下、任下總介、於是

　　稱新介、宗嗣未受家督以前、任介則稱之新

　　介始于此也、正治三年辛酉相續家督、益蒙

　　恩顧不異父之先蹤矣、建仁三年癸亥七月廿

　　日卒年六十三、法號觀宿常仙與阿彌陀佛、

　

　　※64

　　母同于胤政、

　　下總國相馬郡者良父傳領也、而後至常長分

　　與此郡於五男常晴、然有以而常晴不授之繼

　　嗣、天治元年返與于常重也、至常胤傳領之、

　　再常胤使師常爲相馬郡主、自是師常子孫相

　　續領之、以相馬爲稱號矣、與父兄弟屬賴朝

　　卿、抽忠勤恩賞莫大也、元久二年乙丑十一

　　月十五日端座合掌不動搖卒、年六十三、是

　　念佛行者决定往生無其疑、緇素擧集拜之、

　　於下總國崇號觀音大士、於鎌倉亦建立宮社

　　稱號相馬天王爲祭禮也、子裔繁多、安堵于本

　　領及陸奧國郡郷、加恩地而親睦於大宗家、

　　榮茂于東國矣、

　

　　※65

　　母同于胤政、

　　傳領下總國千葉郡武石郷也、父兄弟相倶隨

　　于賴朝卿、所々進發軍功不遑算、或昵近供

　　奉於公界規式父子兄弟超于諸人平均之、賜

　　本地及父加恩地奧州宇多伊具亘理三郡、而

　　子孫繁昌于東奧矣、建保三年乙亥六月十三

　　日卒、年七十、於總州本地崇號觀音大菩薩、

　

　　※66

　　母同于胤政、

　　居領于下總國香取郡大須賀郷、仕于三代將

　　軍盡軍功、忠勤所知于世也、本領及奧州郡

　　郷、又建曆三年和田義盛合戰之時爲恩賞賜

　　甲斐國井上庄、故後裔昌于東奧及甲州矣、

　　崇其靈於觀音大士、

　

　　※67

　　母同于胤政、

　　父與下總國葛飾郡國分郷、居于香取郡本矢

　　作城、應于父兄親族抽忠勤於三代將軍、其

　　功顯然矣、領下總本地奧州郡郷、又爲加恩

　　賜遠州參州郡村、世々打違任遠參大守、居

　　于參州矢作城、故後代稱下總國領地於矢作

　　領、子孫繁昌于彼國國矣、又使胤通崇于矢

　　作領觀音大菩薩、

　

　　※68

　　母同于胤政、

　　弱年之時仕上西門院、

　　領於下總國香取郡東庄三十三郷、居于上代

　　村前野城[于時前城主上代越後守者移居于同庄小南村御門城　此郷東德寺者當城主牌、]文治元年賴朝

　　卿賜同國海上郡三崎庄五十五郷於常胤、以

　　是授于胤賴矣、

　　胤賴者平家執天下之權時、雖候京都更不諛

　　其榮貴、依遠藤左近將監持遠之擧、仕上西

　　門院被御給叙從五位下、此時賴朝亦仕、之

　　與胤賴爲膠漆之交、依之擧義兵之比勸常胤

　　最初謀之、兄弟之中殊抽勳功、囚被厚賞加

　　賜陸奧國郡美濃國郡庄、子孫繁榮、於香取

　　大應寺崇觀音也、從胤政至胤賴六人皆於總

　　州崇敬、其靈於觀音謂之六觀音矣、

　　常胤命右六子曰、分所領以授汝等、興六黨

　　之家、豈非依朝恩乎哉、須抽忠勤、師常以

　　下子孫永々屬于宗家、可以莫變心志云々、

　　治承以來出則隨順于將軍家、入則敬愛大宗

　　家、能親睦之故彼後裔榮昌于東州矣、

　

　　※69

　　治承四年高倉宮赴于南都路、於光明山下爲

　　平家中流失薨、日胤供奉之殞命、後年常胤

　　定一寺於下總而幡郡弔彼冥福、號之圓城寺、

　　先是常胤授領所、於日胤滅後使氏族續其領、

　　其裔代々稱圓城寺某、列千葉介家臣矣、

　

　［胤政（千葉介）－］

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　成胤（千葉介　初小太郎）（※70）－

　常秀（境平次　左兵衛尉　任上總介）（※71）－

　寛秀（粟飯原三郎）（※72）

　胤廣（三谷四郎）（※73）－

　胤忠（邊田五郎）（又號海上）（※74）－通胤

　業遠（寺尾大夫）（或號能光）

　師胤（遠山方七郎）（神崎祖、有由列成胤之子）－

　胤時（白井八郎　初千葉八郎）（白井鏑木祖）（※75）－

　女

　

　　※70

　　久壽二年乙亥三月二日誕生、

　　屬賴朝卿與父祖相立、勇猛智謀所歎美于世也、

　　治承四年九月爲謁賴朝卿、盡氏族出國境之時、

　　成胤守城虜判官代親政備出軍之賀、建仁三年

　　相續家督、承元三年己已十二月補下總國守護

　　職、叙從五位上、建保六年戊寅四月七日卒、

　　年六十四、法號仙光正珍嚴阿彌陀佛、

　

　　※71

　　上總介廣常之領地賜常胤與和田義盛、而讓彼、

　　地於常秀、居同國一宮大柳城、義盛誅罸之後

　　嘉祿二年丙戍將軍家[賴經]賜義盛之領地、補上總

　　守護職、任上總介、

　

　　※72

　　繼粟飯原家臣香取郡小見川城記于右畧之、

　

　　※73

　　或有由爲千葉次郎泰胤之子、

　

　　※74

　　或有由爲泰胤

　

　　※75

　　列千葉介成胤之子分與、

　　下總國白井庄[又領香取郡白井郷]、寳治元年上總介秀胤

　　依坐于事胤時亦蒙嫌疑、收領地、寄遇于

　　千葉介而蟄居焉、

　

　［常秀（境平次）－］

　秀胤（上總權介）（※76）－

　時常（埴生次郎）（同自殺）

　　秀胤子一人政秀子二人時常子一人皆幼兒

　　被宥殺害、被預千葉介賴胤、後年免許、

　　秀胤子蒙恩顧、領上總山邊郡、稱酒井左

　　衛門佐、

　

　　※76

　　繼父之家督任上總介、列鎌倉評定衆、寳治元

　　年丁未六月三浦泰村反逆、秀胤依泰村之妹聟、

　　坐其事於居城自殺、

　

　［秀胤（上總權介）－］

　時秀（式部大夫　與秀胤自殺）（※77）

　政秀（修理亮　同自殺）

　泰秀（左衛門尉　同自殺）－行氏（左衛門尉　同自殺）

　秀景（六郎　同自殺）

　女（神崎二郎妻　戰穴中免）

　

　　※77

　　母修理大夫平時房女、

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　［胤廣（三谷四郎）－］

　胤義（立澤四郎太郎）－胤俊（平田左衛門尉）－胤信（同次郎）

　通胤（三谷次郎）　　　　　　　　　　　　　－資胤（同四郎）

　胤村（三谷四郎）－

　重胤（孫四郎）

　■（小四郎太郎）

　

　［胤村（三谷四郎）－］

　泰俊（三谷四郎）－

　胤直（中澤彌太郎）－胤興（𢒊太郎）

　胤幹（立澤又太郎）－信胤（同平太）

　蓮心（周防）－

　弘胤（法橋）

　

　［泰俊－］

　胤繼（三谷四郎太郎）

　義胤（同彌四郎）－賴胤（同又四郎）

　　　　　　　　　－■（同小四郎）

　

　［蓮心－］

　了意（治郎）－胤親（余一）

　　　　　　　－■（平八）

　胤行（立澤七郎）－胤義（同𢒊七）

　

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　［師常（相馬次郎）－］

　義胤（相馬五郎左衛門尉）（※78）－

　常家（相馬六郎　右兵衛尉）－

　行常（戶張八郎）

　　居領下總國相馬郡戶張郷、

　

　　※78

　　仕三代將軍家世以稱相馬、

　　左衛門五郎也、

　

　［義胤（相馬五郎左衛門尉）－］

　胤綱（相馬次郎　左衛門尉）－

　　曆仁元年戊戍正月將軍家[賴經]上洛供奉之、先

　　是承久之一亂有戰功、

　

　［常家（相馬六郎）－］

　胤家（矢木式部大夫）

　　居領同國

　

　［胤盛（武石三郎）－］

　胤重（武石次郎　左衛門入道）－

　　仕三代將有軍功、病身故以男子等爲忠勤矣、

　

　［胤重（武石次郎）－］

　廣胤（武石小次郎入道）（※79）－胤村（武石次郎　左衛門尉）

　朝胤（武石三郎　左衛門尉）－長胤（同新左衛門尉）（※80）－

　胤氏（同四郎　左衛門尉）－

　胤（同五郎　左衛門尉）

　女

　

　　※79

　　承久之合戰有軍忠

　

　　※80

　　仕于將軍家[賴經賴嗣宗尊親王]爲忠勤、

　

　［長胤（武石新左衛門尉）－］

　氏胤（同孫四郎　左衛門尉）

　

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　［胤氏（武石孫四郎）－］

　宗胤（同孫四郎　左衛門尉）（※81）－

　淸胤（同小四郎）

　

　　※81

　　母千葉介胤綱女

　　居于奧州領地、正和三年甲寅七月三日死、年六

　　十四、

　

　［宗胤（武石孫四郎）－］

　胤繼（同孫四郎　左衛門尉）（或治胤）－

　　母佐々木近江守源氏信女、續父之家督、領奧州

　　宇多伊具亘理三郡、元弘元年二月六日死、年六十、

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　［胤信（大須賀四郎）－］

　通信（※82）－

　胤秀（大須賀次郎左衛門尉）（號田部多）－

　胤村（大須賀小四郎）（號𮎰見）－

　重信（大須賀七郎左衛門尉）（號奈古谷）（※83）－

　範胤（大須賀太郎左衛門尉）（號成毛）－則泰（成毛八郎）

　　寳治元年坐三浦泰村之事遭罪矣、

　

　　※82

　　仕三代將軍、建曆之和田義盛誅罸承久合戰抽

　　軍功、有厚賞矣、居于下總大須賀保松子城、

　

　　※83

　　寛元二年六月賴嗣卿有御行始重信供奉之、

　

　［通信－］

　胤（同又四郎）（或胤房）

　胤氏（同次郎左衛門尉）（※84）－

　師氏（同三郎）－賴氏（同孫太郎左衛門尉）（法名明信）

　時通（大須賀四郎左衛門尉）

　信康（同五郎左衛門尉）（或康作泰）－宗常（同四郎左衛門尉）

　爲信（同六郎左衛門尉）－爲胤（同次郎左衛門尉）

　景氏（同七郎）

　

　　※84

　　仕賴經卿賴嗣卿、

　

　［賴氏－］

　朝泰（大須賀左衛門次郎）－顯朝（同次郎太郎）

　　　　　　　　　　　　　－朝泰（同又次郎）

　　　　　　　　　　　　　－朝（同五郎）

　

　［胤秀（大須賀次郎左衛門尉）－］

　時綱（田部多四郎左衛門尉）－

　胤光（田部多五郎）－

　常光（田部多七郎）－胤泰（同𢒊四郎）－胤元（同𢒊次郎）

　

　［時綱（田部多四郎左衛門尉）－］

　胤時（同掃部左衛門尉）－

　胤連（同四郎左衛門尉）－

　賴秀（同孫四郎）－胤賴（同四郎二郎）

　　　　　　　　　－行泰（同四郎）

　貞泰（田部多五郎）（或遠康）

　

　［胤時（田部掃部左衛門尉）－］

　胤繼（同左衛門次郎）（或氏賴）－

　胤賴（同六郎）－胤盛（同又次郎）

　泰胤（同四郎）

　■（金房丸）

　

　［胤連（田部四郎左衛門尉）－］

　行胤（同左衛門太郎）－胤義（同次郎）

　　　　　　　　　　　－氏胤（同四郎）

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　［胤繼（田部左衛門次郎）－］

　朝胤（田部多孫二郎）

　良胤（郷房）

　

　［胤光（田部多五郎）－］

　胤兼（同五郎左衛門尉）－宗兼（同又五郎）－胤親（同左衛門四郎）

　師胤（同彌五郎）－胤春（同𢒊四郎）

　　　　　　　　　－■（同又五郎）

　　　　　　　　　－光胤（三位房）

　

　［胤村（大須賀小四郎）－］

　朝胤（𮎰見太郎）（或胤朝）－朝村（同又太郎）

　　　　　　　　　　　　　　－泰胤（同孫四郎）

　

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　［重信－］

　信常（奈古谷左衛門太郎）

　貞泰（奈古谷次郎左衛門尉入道）－貞宗（同左衛門太郎）

　

　［胤通（國分五郎）－］

　常通（國分次郎左衛門尉）（※85）－

　親胤（大戶四郎大夫）（大戶六ケ村本主）－時通（國分寺本主）

　有通（村田小五郎　横山櫻田祖）（或有胤法號定蓮）－

　常義（國分六郎）（或義作能）－

　　大戶矢作領主

　

　　※85

　　仕三代將軍家爲忠勤、

　

　［常通－］

　常朝（國分小次郎入道）（法號悟連）－

　■（國分彌五郎）

　女（國分尼）（胤通繼惣領）

　

　［常朝（國分小次郎入道）－］

　重常（國分小次郎太郎）－

　朝胤（國分孫次郎）（號松澤）－

　

　［重常（國分小次郎太郎）－］

　胤重（國分次郎左衛門尉）（又余五郎）（法名蓮性）

　道光（僧）－理法

　　　　　　－事法

　胤連（國分𢒊五郎）（法名宗常）

　賴覺（大進房）（本名淨一）

　明鑒（卿阿闍梨）（亦號公一）

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　［朝胤（國分孫次郎）－］

　朝俊（國分孫四郎）－

　光胤（松澤彌五郎）－胤秀（同又五郎）

　胤盛（松澤孫五郎）

　泰朝（同孫五郎）

　胤門（同六郎）（或繼）－胤員（同小五郎）

　

　［朝俊－］

　胤時（國分彌五郎）－

　朝綱（關戶五郎左衛門尉）（※86）－朝貞（關戶左京亮入道）－賢鑒

　■（同余五）

　

　　※86

　　或松澤惣領云々

　

　［胤時（國分彌五郎）－］

　胤平（國分）（童名鶴金丸）－賴忠（國分下野守）（法號道忠）－

　

　［賴忠－］

　胤賴（國分五郎）（法號心田）－滿賴（國分上野介）（法號道順）－

　　　　　　　　　　　　　　　　　元弘年中有戰功

　

　［滿賴－］

　直賴（國分五郎）（法號玅觀）－將賴（國分四郎）（法號道以）

　　　　　　　　　　　　　　　－時常（賦馬越前五郎）（乃賦馬祖）

　　　　　　　　　　　　　　　　　貞治應安之頃千葉介滿

　　　　　　　　　　　　　　　　　胤爲後見、

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　［有通－］

　信胤（村田五郎太郎）

　師泰（村田孫五郎）（或有氏）－

　

　［師泰－］

　朝通（村田𢒊五郎）（法號信聖）－盛村（同小五郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　－■（同小六郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　－■（同又五郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　－宗通（同𢒊六郎）

　胤幹（同六郎）－胤朝（同孫五郎）

　　　　　　　　－胤賴（同孫六郎）

　　　　　　　　－乙若丸

　　　　　　　　－千代若丸

　賴泰（同七郎）－胤賴（同孫七郎）

　　　　　　　　－賴通（同十郎）

　

　［常義－］

　胤實（國分六郎太郎）－胤長（同又六郎入道）－

　常氏（矢作六郎次郎左衛門尉）（號山邊）（※87）

　胤義（大戶川平太）－定胤（同平太六郎）－長胤（同又六郎）（法號了性）

　行常（矢作六郎）－行泰（同五郎七郎）－

　

　　※87

　　建長三年依前將軍賴經卿之命、欲廻智謀同心

　　于了行法師之處武藏左衛門景賴生捕、了法師

　　依之、常氏被行罪遭闕所、

　

　［胤長（國分又六郎入道）－］

　胤村（同𢒊次郎）（※88）－幹胤（同太郎）

　　　　　　　　　　　　　－胤幹（同𢒊五郎）－御房丸

　泰胤（同𢒊次郎）（※89）－

　通泰（同八郎）

　

　　※88

　　就外戚所領

　　號春秋、

　

　　※89

　　國分矢作惣領、移

　　居于大崎城、

　

　［行泰（矢作五郎七郎）－］

　■（同七郎五郎）－■（同　𢒊五郎）（童名龜王丸）－竹王丸

　

　［胤賴（東六郎大夫）－］

　重胤（東平太兵衛尉）（法號覺然）（※90）－

　胤朝（下總國前司　初次郎）（號木内）（※91）－

　胤康（風早四郎入道）（※92）－

　胤光（小見小六郎）

　眞舜（金蓮房）

　榮尊（胎蓮房）

　

　　※90

　　仕幕府[三代將軍]武功許多、且才優而通曉和歌道、鳴

　　名於風雅、上到大樹下迄諸士等賞美其文武兼備

　　矣、子孫世々熟此道、顯其名、入累世之和歌集

　　矣、承元二年請幕府任父胤賴之例以上洛、號東

　　所、遂先途備家眉目也、

　

　　※91

　　領於下總國香取郡木内庄、仕

　　幕府抽忠勤、承久合戰之時軍

　　功累于他、故爲恩賞加賜但馬

　　國礒部庄淡路國由良庄、備家

　　眉目矣、此裔各雖有稱號、總

　　號下總家、又後年裔孫之中世

　　々爲千葉介家臣之長也、

　

　　※92

　　仕將軍家、承久三年六月宇治

　　橋合戰勵勇爲功名甚被厚賞焉、

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　［重胤（東平太兵衛尉）－］

　胤行（東中務丞　法名素暹入道）（※93）－

　胤方（海上次郎）（法號道胤）（※94）－

　胤久（海上四郎）

　胤有（海上五郎）

　　森戶領主、仕將軍賴經卿賴嗣卿、

　

　　※93

　　相續顯武文德行、將軍家伴歌會、或雖爲在國、

　　賜詠作自書被召、以慕其英才也、胤行詠歌入

　　續後撰集矣、建保六年千葉介胤綱依幼年、將

　　軍家蒙爲胤綱之後見之仰、而補佐之、

　　寳治元年上總權介秀胤與三浦泰村故蒙命進發、

　　彼居城悉攻伐之、

　

　　※94

　　承久年中被分與下總國

　　海上郡、故號海上次郎

　　也、以海上太郎常幹之

　　裔絕起於此稱號矣、仕

　　將軍家爲忠勤、

　

　［胤行（東中務丞）－］

　泰行（東圖書助　法名行暹）（※95）－行長（東助次郎　丹後守）－

　女（上總權介秀胤妻）

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　義行（東次郎）（※96）－

　行氏（東二郎左衛門入道）（法號素源）（※97）－

　女（歌人、入續拾遺集）

　顯信（東七郎）

　秀元（東右衛門大夫）

　　實常州大生定

　　淸男、有由列

　　此子、

　

　　※95

　　仕將軍賴經卿賴嗣卿宗尊親王、

　

　　※96

　　仕將軍賴嗣卿宗尊親王、

　

　　※97

　　詠歌入續拾遺集、

　　居城于濃州郡上

　　郡、

　

　［行長（東助次郎）－］

　胤長（東次郎）（又長作仲）（※98）－

　胤是（東中務）

　胤耀（同六郎）

　

　　※98

　　元弘二年九月隨高

　　時下知出軍爲勇戰、

　

　［胤長（東次郎）－］

　胤秀（東次郎左衛門尉）（法號宏覺）－胤元（東左京亮）（法號宏金）

　胤氏（東出羽守）－胤光（東六郎）（本滿胤）－■（同六郎）（童名龜壽丸）

　

　［義行（東次郎）－］

　盛義（同六郎）

　胤義（同孫六郎）

　重義（同七郎）

　■（同九郎）

　

　［胤方（海上次郎）－］

　胤景（海上彌次郎左衛門尉）（※99）－

　盛胤（東七郎左衛門尉）（法號玅覺）（※100）－

　長胤（海上四郎）

　行胤（海上中務丞初七郎次郎）（法號理一號船木）

　

　　※99

　　香取郡阿玉郷亦領之、

　　仕將軍宗尊親王、

　

　　※100

　　有由胤行養之、六郎行氏

　　爲弟、行氏者居于濃州郡

　　上城、隨祖先之例遂先途、

　　裔々入和歌集矣、盛胤者

　　居于下總東庄小南沼闕城、

　　勵武勇子孫繁榮也、

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　［胤景（海上彌次郎左衛門尉）－］

　敎胤（海上太郎左衛門尉）（横根郷主）－

　■（海上左衛門次郎）

　胤泰（海上六郎左衛門尉）（海上惣領）－

　

　［敎胤－］

　胤忠－胤顯（海上常陸介）－胤廣（海上常陸六郎）－幹胤（海上彌七）

　□

　□

　

　［胤泰（海上六郎左衛門尉）－］

　師胤－公胤（海上六郎）（法號理慶）－

　女（佐竹上總介貞義妻）（乃遠江守義篤母　初刑部大輔）

　

　［公胤（海上六郎）－］

　憲胤（海上筑後守）－■（海上信濃守）

　　　　　　　　　　　　應永年中於下總信

　　　　　　　　　　　　城戰塲屬千葉介兼

　　　　　　　　　　　　胤有戰功也、父憲胤

　　　　　　　　　　　　尤揚勇名、

　

　［胤有（海上五郎）－］

　兼胤（海上五郎九郎）－胤見（海上孫六）－胤治（海上六郎）－胤豊（同兵庫助）

　

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　［盛胤（東七郎左衛門尉）－］

　胤世（東七郎太郎）（法號良圓）－

　朝胤（邊田六郎）（法號慶胤）－胤茂（法號定意）－

　資胤（高上彌七）（法號理慶）－有胤（高上七郎左衛門尉）（法號成高）（※101）－

　胤基（松本九郎）（法號善覺）－秀胤（松本九郎太郎）－胤淸（松本）－親胤

　胤文（馬場十郎）（法號見阿）－胤門（馬場彌十郎）（法號伴阿）－胤郷（馬塲又次郎）

　

　　※101

　　實甥也、被養

　　繼家、

　

　［胤世－］

　高胤（東下總守）（法號實阿）－

　胤國（東孫太郎）（先於父母死）－胤勝（東權太郎）－

　

　［胤勝（東權太郎）－］

　爲胤（東小四郎）（法號信所）－胤名（東四郎左衛門尉）（法名等阿）

　

　［胤茂（法號定意）－］

　直胤（邊田中務亟）（法號秀海）－胤名（同六郎）

　

　［有胤（高上七郎左衛門尉）－］

　胤俊（高上　號左馬助）

　　父有胤者東下總守高胤嫡子也、

　　續資胤之跡、然胤俊相續祖父高

　　胤家督矣、

　

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　［高胤（東下總守）－］

　胤俊（東左馬助）（※102）－廣胤（東七郎）（童名彌陀犬丸）－

　秀胤（東彌八後掃部助）（法號宗永）－胤香（粟野彌七）

　　高胤二男也領粟野郷、

　

　　※102

　　實有胤嫡子也、依高胤之嫡孫

　　繼家督、

　

　［廣胤（東七郎）－］

　胤家（東次郎左衛門入道）（童名幸滿丸）－胤（東左衛門次郎）

　　實有胤次男而胤俊　　　　　　　　　　　　千葉介滿胤幼少之間爲後見、

　　弟也、廣胤無子故

　　繼家督、千葉介滿

　　胤爲後見、

　

　［胤康－］

　康常（風早太郎左衛門尉）（或康光）（※103）

　爲康（風早次郎）－顯康（同孫四郎）（或勇胤）－貞恭（同𢒊四郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－時秀

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－泰宗

　

　　※103

　　仕將軍賴經卿賴嗣卿宗尊

　　親王、

　

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　［胤朝（下總國前司）－］

　胤家（木内次郎　左衛門尉）（※104）－

　胤時（下總四郎號小見）（※105）－胤直（小見四郎左衛門尉）（法號道源）－

　胤長（下總五郎）

　氏胤（下總六郎）（號虫幡）－

　胤盛（下總七郎　號油田）（法號道胤）－

　胤俊（下總八郎）（※106）－成胤（同八郎太郎）

　　　　　　　　　　　　　　－公胤（同八郎四郎）

　光胤（下總九郎）（號田部）－泰胤（田部彌九郎）

　胤定（下總十郎）

　行胤（下總余一）－幹胤（同孫二郎）－

　信光（下總余二）

　

　　※104

　　傳領於但州礒部庄、

　　仕幕府、寛元二年賴嗣卿御參

　　鶴岡、御後五位等供奉之、胤

　　家列之、

　

　　※105

　　傳領於淡州由良庄、仕將軍家、

　

　　※106

　　建長五年癸丑

　　於木内庄田部

　　村造立地藏尊、

　　別當稻荷山西

　　雲寺、

　

　［胤家（木内次郎）－］

　景胤（木内彌次郎）－胤氏（木内中務丞）－宣胤（同小次郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－胤繼（同　六郎）

　　　　　　　　　　－眞胤（木内六郎　左衛門尉）（改淸胤）

　　　　　　　　　　－胤宗（三位房）－胤國（木内𢒊次郎）

　　　　　　　　　　－政胤（木内八郎）

　

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　［胤直（小見四郎左衛門尉）－］

　妙然（小見太郎入道）（黑衣）－胤盛（同𢒊四郎）

　胤景（小見七郎）（法號妙胤）－

　宗源（覺性房）

　胤家（小見彌六）

　胤勝（同六郎）

　政胤（同孫四郎）

　胤氏（同又四郎）

　

　［胤景（小見七郎）－］

　胤持（同六郎左衛門尉）－元胤

　俊胤－胤信　　　　　　－淸胤（小見小四郎）

　

　［氏胤（下總六郎）－］

　胤淸（虫幡小六郎）（法號良淸）－

　盛胤（虫幡六郎四郎）－

　靜胤（卿房）（無足）（又六郎五郎）－

　胤次（同六郎太郎）（本名時信）－胤義（同又次郎）－胤成（同　彌九郎）

　

　［胤淸（虫幡小六郎）－］

　祐胤（同六郎）－

　圓胤（少貳房）

　胤光

　

　［祐胤（虫幡六郎）－］

　胤貞（同又六）

　祐漍（大夫阿闍梨）

　胤顯（同孫八）

　

　［盛胤（虫幡六郎四郎）－］

　有胤（同四郎二郎）－胤貞（同小六郎）（改胤勝）

　胤久（同六郎）

　

　［靜胤－］

　圓祐（大輔禪師）

　樂胤（覺源禪師）（又辨禪師）

　　夕顏觀音

　　別當稻荷

　　山樹林寺

　　中興開山、

　　此時改眞

　　言爲禪寺、

　

　［胤盛（下總七郎）－］

　義胤（油田七郎九郎）－胤元（同小六郎）

　胤繼（油田孫七郎）（※107）－胤信（同𢒊七郎）－胤時（同彌七）（法號撰阿）

　定胤（式部房）　　　　　　　－胤敎（同孫八郎）

　

　　※107

　　未分配分時

　　立惣領、

　

　［幹胤（下總孫二郎）－］

　惟胤（同𢒊二郎）－胤忠（同又二郎）－胤祐（同余二郎）－■（同九郎二郎）

　胤持（同𢒊五郎）　　　　　　　　　　　　　　　　　　－■（滿犬丸）

　胤長（同十郎）

　　元弘三年五月

　　廿二日鎌倉合

　　戰於葛西谷討

　　死、

　

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　［胤時（白井八郎）－］

　胤定（白井九郎　後千葉九郎）（法號信佛）（※108）－

　女（金田兵部成常妻）（乃胤恭毋）

　信淸（白井十郎）－

　　寳治元年金田成常依上總介秀胤之

　　事退領所、故信淸賜彼領上總國長

　　柄郡矣、

　

　　※108

　　父胤時蟄居、受千葉介之助扶號千葉、

　　後領下總國鏑木郷、子孫稱鏑木、依

　　將軍家之命爲千葉介家臣、列木内氏

　　之次矣、

　

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　［信淸－］

　胤秀（千葉又太郎　後白井小太郎胤宗）－

　　承久三年宇治川合戰之時、依川渡之

　　大功而被厚賞矣、

　

　［胤秀（千葉又太郎）－］

　胤將（白井彌九郎）

　胤反（同平九郎後民部少輔）（※109）－胤通（白井五郎兵衛尉）－

　胤秋（白井七郎）

　

　　※109

　　弟胤秋與胤反依家督爭論、

　　而退總州行于西國、故畿

　　内西國此裔多、

　

　［胤通（白井五郎兵衛尉）－］

　胤經（白井小太郎）－胤榮（白井判官）－

　

　［胤榮－］

　■（白井道素入道）（以上四代爲罕浪之身）－詮常（白井長門守）（※110）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－滿宗（白井次郎左衛門尉）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仕將軍家賜封祿及諱字、

　

　　※110

　　仕于將軍義滿有功、任長門

　　守賜若州郡村矣、

　

　［胤定（白井九郎）－］

　定氏（鏑木九郎次郎）－某

　行定（同六郎）－親胤

　　　　　　　　－胤繼（同六郎次郎）－行胤（同孫太郎）－太郎丸

　胤國（同十郎）－胤幹（同彌八郎）－■（鏑木𢒊八）

　　　　　　　　　　　　　　　　　－胤繼（同孫九郎）

　胤泰（鏑木八郎）（法號圓佛）（※111）－

　胤秀（油良十郎）

　理胤（僧）

　■（金五郎）

　

　　※111

　　實金田成常子也、依爲甥而胤定養之

　　讓鏑木之領地、自是號鏑木也、

　

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　［胤泰（鏑木八郎）－］

　家胤（鏑木十郎）（※112）－

　常泰（蕪木孫八郎　初鏑木𢒊八郎胤朝）（※113）－

　圓仁（僧）

　胤鑒（同𢒊九郎）

　胤信（同𢒊十郎）

　胤方（同　余一）

　

　　※112

　　弘安十年父胤泰使居于嫡子家胤

　　於下總國鎬木城、移居于二男常

　　泰於上總國蕪木郷、分兩家、及

　　後世欲復金田故也、

　

　　※113

　　居領于上總國武射郡蕪木郷、

　

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　［常泰（蕪木孫八郎）－］

　常時（蕪木孫八郎）（初胤高）（※114）－

　貞政（圓城寺圖書允）（※115）－

　■（蕪木小八郎）

　■（同余市）

　

　　※114

　　元弘年中奮勇名、

　

　　※115

　　繼圓城寺氏、列千葉

　　介家臣之第四、

　

　［貞政－］

　常（圓城寺駿河守）－常忠（同式部丞）－■（同下野守）－■（同駿河守）

　貞晴（同七郎）

　

　［常時－］

　常賴（蕪木孫八郎）－常成（同孫八郎）－

　

　［常成（蕪木孫八郎）－］

　常治（鏑木孫八郎）－常久（同孫八郎）－

　

　［常久（鏑木孫八郎）－］

　常正（同孫三郎）－常信（金田刑部）－

　　　　　　　　　　　文明年中千葉與安

　　　　　　　　　　　西及里見於國之境

　　　　　　　　　　　挑戰、常信應千葉

　　　　　　　　　　　介出張、遂其功也、

　　　　　　　　　　　是依舊領復本氏金

　　　　　　　　　　　田也、

　

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　［常信－］

　信定（金田上總）－宗信（同式部少輔）（初宗崎）－

　

　［宗信－］

　信吉（金田左衛門大夫）（※116）－正信（同左衛門）

　信任（金田大藏）　　　　　　　　－正興（同彌三郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　大永年中往參州、

　

　　※116

　　天文年中上總萬喜城主土岐

　　某與房州里見氏爭地、信吉

　　數救万喜、

　

　［家胤（鏑木十郎）－］

　祐胤（鏑木孫十郎）－胤繁（同十郎太郎）（童名伊豆犬丸）－

　

　［胤繁（鏑木十郎太郎）－］

　察胤（同八郎四郎）（童名松壽丸）－女（眞壁新七義成妻）（乃白井三郎幹成母）

　　　　　　　　　　　　　　　　　－公永（鏑木駿河守　法號範永）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　康正年中養義成之子幹成、授下

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　總白井庄、後年生胤元以讓家督、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幹成者舊爲常州眞壁郡白井郷地

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　頭、兩地其國雖異、地名是同、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宜復白井氏、乃是繼絕興廢者也、

　

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　［公永－］

　幹成（白井三郎　白井氏再興）（實眞壁羲成二男）（母常陸大掾女）（※117）－

　胤元（鏑木十郎）（法號道意）－

　

　　※117

　　舊上州眞壁郡白井城主、[東白井]今下總國

　　白井庄地頭也、文明年中下總白井

　　城合戰應千葉介幹成、先登有功、

　

　［胤元（鏑木十郎）－］

　胤義（鏑木長門守）（法號淨印）－胤定（同信濃守）（法號道賀）－

　　　　　　　　　　　　　　　　－義定（同甚六）－定永－定淸

　

　［胤定（鏑木信濃守）－］

　胤家（鏑木備後守）

　胤（同與左衛門）

　家定（坂戶上野介）

　

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　［幹成－］

　胤永（白井三郎太郎）－胤治（白井下總入道）－宗幹（白井治部少輔）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　實眞壁下總守幹吉入道彌仙男也、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　母小山秀綱女、

　

　［師胤（遠山方七郎）－］

　師時（千葉七郎太郎後神崎左衛門尉）（※118）－

　行胤（千葉七郎二郎）（後遠山形二郎入道）（※119）－信胤（遠山形太郎）－

　詮胤（遠山方四郎）　　　　　　　　　　　　　　　　－胤泰（同　七郎）

　胤朝（石出次郎）

　　居于香取郡東庄石出城、

　

　　※118

　　仕將軍賴經卿賴嗣卿宗尊親王爲

　　忠勤、

　

　　※119

　　仕將軍家勵忠、

　

　［師時（千葉七郎太郎後神崎左衛門尉）－］

　師重（神崎太郎左衛門尉）（行念入道遁世）

　義胤（神崎左衛門尉次郎）－景胤（神崎左衛門太郎）－貞常（同左衛門尉）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－■（同六郎）

　　　　　　　　　　　　　－胤秀（同左衛門四郎）－安王丸

　　　　　　　　　　　　　－胤高（神崎𢒊七）－■（同十郎次郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－■（同五郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－房王丸

　爲胤（小松四郎）（法號道譽）－佐胤（小松四郎太郎）－行胤（同　太郎）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－高俊

　　　　　　　　　　　　　　　－宗胤（同　太郎）

　　　　　　　　　　　　　　　－胤勝（同　六郎）（無足）

　　　　　　　　　　　　　　　－家胤（同四郎次郎）－章胤（同二郎）

　胤長（和田六郎）（宮和田）－長賴（同六郎太郎）（家督）－

　　　　　　　　　　　　　　－淨胤（大貳房）（號一澤）

　　　　　　　　　　　　　　－盛胤（僧）

　榮胤（僧）（號一澤）

　胤繁（神崎七郎）

　胤時（南城八郎入道）（又時秀法號虎一）－

　舜胤

　

　［長賴－］

　胤高（同新左衛門尉）－朝胤（同左衛門尉）－慶德丸

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－■（同𢒊四郎）

　

　［胤時（南城八郎入道）－］

　胤俊（南城二郎）（先立父死）－胤明（同　八郎）

　■（同　四郎）

　■（同　六郎）

　胤𤣥（性一房）

　

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　［信胤（遠山形太郎）－］

　胤朝（神崎次郎左衛門尉）（※120）－■（同孫次郎）

　■（同四郎）　　　　　　　　　　　－■（同余三）

　■（同七郎）

　

　　※120

　　實貞常之子也、爲孫之故爲養子、元德

　　二年依殺害之咎、被沒收所領、於一圓

　　城介高景拜領之、

　

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　［成胤（千葉介）－］

　胤綱（千葉介）（※121）－

　泰胤（千葉次郎）（※122）－

　女（最明寺入道後室）（號千田尼）

　女（十岐判官光行妻）（乃隱岐守光定母）

　

　　※121

　　承元二年戊辰十月五日誕生、建保六年

　　相續家督、十一歳故將軍家賜御書、於

　　氏族宜補佐之云々、承久元年七月賴經

　　卿入御于新亭、胤綱幼年初著狩衣供奉

　　之、同三年關東諸將發京都、北條泰時

　　時房與胤綱爲東海道大將軍進發、得勝

　　利下著鎌倉被厚賞矣、

　　安貞二年戊子五月廿八日卒年廿一、法

　　號榮昭正山臨阿彌陀佛、

　

　　※122

　　仕將軍賴嗣卿宗尊親王爲忠勤矣、泰胤

　　居領在下總國千田庄、

　

　［泰胤（千葉次郎）－］

　胤英（次郎太郎）－胤義（孫二郎）－胤賴（中澤孫太郎）

　女（越後太郎妻　於鑽倉造立嶺松寺）

　女（千葉介賴胤妻）

　

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　［胤綱（千葉介）－］

　時胤（千葉介）（※123）－

　女（武石四郎左衛門尉胤氏妻）（乃武石宗胤母）

　

　　※123

　　實成胤之三男也、建保六年戊寅八月十一日

　　誕生、兄胤綱夭無子、附續家督於時胤、[于時十一歳]

　　氏族保護之、曆仁元年戊戍正月將軍家上

　　洛供奉之、仁治二年辛丑九月十七日卒、年

　　二十四、法號大應常光彌阿彌陀佛、火葬于

　　千葉、納其遺骨於肥前國小城郡平吉保内阿

　　彌陀堂、[此所者從賴朝卿加恩之地也]造影像安置千葉寺矣、

　　皆以有所慮也、此時家臣布施田屋大山鈴木

　　森氏等、

　

　［時胤（千葉介）－］

　賴胤（千葉介　童名龜若丸）－

　　母臼井九郎尊胤女、延應元年己亥十一月

　　廿日誕生、仁治二年三歳相續家督、氏族

　　後見、相馬次郎胤繼同五郎胤村武石三郎

　　朝胤同四郎胤氏大須賀七郎重信同六郎爲

　　信國分太郎重常同又太郎胤長東中務丞胤

　　行木内次郎胤家上總介秀胤父子白井八郎

　　胤時千葉次郎泰胤海上五郎胤有千葉七郎

　　師時粟飯原兵衛常行臼井太郎椎名六郎胤

　　繼及家臣六人、又圓城寺某内山中務丞中

　　邨式部等宜保護焉云々、寳治元年六月上

　　總介秀胤可追討之旨蒙命、大須賀胤氏東

　　素暹入道爲賴胤之代悉攻伐之、同三年造

　　進香取社、建長二年造營閑院殿西對矣、

　　建治元年乙亥八月十六日卒年三十七、法

　　號長春常善珠阿彌陀佛、

　

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　［賴胤（千葉介）－］

　胤宗（千葉介）（※124）－

　宗胤（千田太郎　大隅守）－

　　使分領於肥前國小城郡、居晴氣城、勤西國

　　千葉軍將、弘安十年丁亥同所建立三間山圓

　　通禪寺矣、開山住持宏辨也、永仁二年甲午

　　正月十六日卒、年三十、法號佛心

　　此裔世々居領于西國、本氏者號千田、元弘

　　建武之亂後益爲千葉介代勤將軍、故稱千葉、

　　雖然家督之時必蒙千葉介之免許、而稱號之

　　遺例也、

　

　　※124

　　文永五年戊辰九月廿四日誕生、建治元年

　　相續家督[年八歳]、弘安八年十一月秋田城介誅

　　罸之時、率軍兵警固於幕府、正應六年遂

　　香取社造替之功、三月二日有遷宮矣、正

　　和元年壬子三月廿八日卒、年四十五、法

　　號淸照常山梵阿彌陀佛、

　

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　［宗胤（千田太郎）－］

　胤貞（千田太郎　大隅守）（※125）－

　女（宇都宮久綱女）

　

　　※125

　　元弘元年同二年隨于高時之命、關東諸將

　　發京都、胤貞與千葉介率多兵進發、於肥

　　前有軍功、建武三年丙子十月千葉介貞胤

　　於越前國迷道、此時依足利高經之勸屬尊

　　氏、下向關東矣、胤貞亦同之、下東州中

　　途罹病留參州、遂十一月十九日卒、年四

　　十九、法號俊德院日叡、

　　胤貞在世於晴氣日蓮宗建立、松尾山光勝

　　寺、

　　後年世々於西國所々、稱千葉出陣者皆胤

　　貞之裔勤之、是應于關東千葉介之命者也、

　　代々其戰功多々畧之、

　

　［胤貞（千田太郎）－］

　胤泰（※126）－

　日祐（日蓮宗上人）

　　下總國中山第三祖也、相州鎌倉六浦上行

　　寺者始眞言宗、改之以日祐爲開山也、肥

　　前於松尾山亦爲開山焉、弟子日貞共下向

　　于此、

　　應安七年甲寅五月十九日寂、年七十三、

　

　　※126

　　實宗胤子也、胤泰二歳之時喪父、故胤貞

　　養之爲家督、

　　永和三年丁巳七月十日卒、年八十四、

　

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　［胤泰－］

　胤基（※127）－

　高胤（千田小太郎）

　胤連（千田常陸介）

　宗果上座

　

　　※127

　　應永二十四年丁酉十月廿四日死、年五

　　十五、

　

　［胤基－］

　胤鎭（千田彌次郎）（※128）－胤朝（肥前守）（※129）－

　胤繼　　　　　　　　　　　　－胤盛（※130）

　千法師　　　　　　　　　　　－胤氏（多古）－

　乙法師　　　　　　　　　　　－元胤（※131）

　

　　※128

　　康正元年乙亥六月廿五日死、年五十六、

　

　　※129

　　文明十八年丙午十月

　　三日死、年五十一、

　

　　※130

　　文明十年戊戌十月廿

　　七日死、

　

　　※131

　　應仁三年己丑六月十

　　七日早世、年十五、

　

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　［胤氏（多古）－］

　義胤

　胤淸（千田刑部）（※132）

　胤滿（千田三郎）－胤安（千田三郎太郎）－

　

　　※132

　　有由退肥州往江州、受佐々木之秋助、號

　　支那刑部、于時天文七年也、

　

　［胤安（千田三郎太郎）－］

　胤幸（千田三郎）－胤仲（千田中務丞）（法號常仲）－

　

　［胤仲（千田中務丞）－］

　胤範（千田）（法號道範）－胤親（千田喜兵衛）－胤嗣（千田）（法號日嗣）

　

　［胤朝（肥前守）－］

　胤資（※133）－

　興常－

　　實胤盛子也、胤朝養之、

　　天文元年壬辰六月五日

　　死、

　

　　※133

　　明應六年丁巳四月十九日死、年廿四、

　

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　［胤資－］

　胤治－

　　實胤朝子也、胤資養之、

　　永正七年庚午三月十三日死、年廿五、

　

　［胤治－］

　胤繁－

　　永正十八年辛巳九月廿五日死、年十

　　八、

　

　［胤繁－］

　胤勝（※134）－胤連（※135）－胤信－賞貞

　

　　※134

　　十二月廿五日死、

　

　　※135

　　文祿二年癸巳七月

　　十八日死、

　

　［興常－］

　喜胤－

　　天文十一年壬寅三月廿九日死、年三十

　　四、

　

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　［喜胤－］

　胤賴－

　　實太宰少貳資元三男也、善胤養之、永

　　祿二年己未正月十一日於肥前國晴氣討

　　死、

　

　［胤賴－］

　胤誠－

　　文祿二年癸巳九月十三日死、

　

　［胤誠－］

　勝利（千田大和守）－長良（同刑部大夫）－

　

　［長良－］

　家良（同大炊助）－常氏（同對島守）

　

　［胤綱（相馬次郎）－］

　胤繼（相馬二郎兵衛尉）（※136）－

　胤村（相馬孫五郎左衛門尉）（※137）－

　胤景（相馬六郎左衛門尉）（※138）－胤崇（同六郎太郎）（※138）

　時綱（相馬七郎）（※138）

　忠胤（相馬九郎左衛門尉）

　　仕幕府盡忠勤

　

　　※136

　　千葉介成胤依相馬左衛門尉胤綱之所望、

　　而蒙將軍家之命、分與相馬家傳領也、

　　使胤繼分領下總國相馬郡、居于守谷城、

　　此外奧州武州常州郡村領之、仕將軍家、

　　[賴嗣卿宗尊親王]勵忠勤、此裔孫總號下總相馬矣、

　　胤繼於相馬郡、修造妙見堂雄護山西林

　　寺及觀音堂、[雄護山者醍醐天皇延喜二年草創也、]

　

　　※137

　　千葉介成胤與胤繼同時蒙鎌倉殿之仰、

　　使胤村分與陸奧國傳領郡邑、居城于行

　　方郡、其外依爲先祖之舊地下總相馬郡

　　御厨増尾村常州武州所々領之[行方郡者四郷牛六

　　十六村、田數三千八百町、]此後裔世以稱奧州相馬也、

　　仕將軍朝嗣卿宗尊親王忠勤所知于世矣、

　　文永九年壬申八月胤村死、十月執權北

　　條時宗政村以證士賜領内増尾村、[下總相馬郡]

　　崎村小高村[奧州行方郡]於胤村之後家、是依

　　恩顧之辱也、

　

　　※138

　　仕幕府

　

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　［胤村（相馬孫五郎左衛門尉）－］

　胤氏（相馬孫太郎左衛門尉）（※139）－

　師胤（相馬五郎二郎）－胤重

　女

　

　　※139

　　仕宗尊親王惟康親王、繼于父之業、其

　　弓道所歎美于世也、

　

　［胤氏（相馬孫太郎左衛門尉）－］

　胤忠（相馬長門前司）－胤經（相馬右衛門二郎）（※140）－

　　　　　　　　　　　－女

　

　　※140

　　元弘二年九月畿内西國蜂起、隨高時

　　之下知與千葉介貞胤、率多兵進發、

　　于京洛有軍功、

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　［胤繼（相馬二郎兵衛尉）－］

　泰胤（相馬小五郎　民部大夫入道）（※141）－光胤（相馬小平太）

　賴泰（相馬二郎左衛門尉）（※142）－■（同左衛門三郎）

　胤盛（相馬四郎兵衛尉）－

　　寛元三年九月賴嗣卿御參鶴岡、十六

　　日流鏑馬、泰胤胤盛一同勤之、諸人

　　驚耳目矣、

　

　　※141

　　仕將軍賴嗣卿宗尊親王、

　

　　※142

　　仕將軍家

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　［胤盛（相馬四郎兵衛尉）－］

　胤國（相馬孫四郎左衛門尉）－

　

　［胤國（相馬孫四郎左衛門尉）－］

　忠重（相馬四郎左衛門尉）－

　　勇力超于人、元弘建武之戰屬官軍戰

　　功莫太也、延元元年十月千葉介貞胤

　　不慮而隨尊氏卿、故忠重亦應之、勵

　　勇戰矣、

　

　［忠重－］

　胤望（相馬次郎上野介）（後號上野二郎）－

　　貞治四年九月千葉介氏胤卒、嫡男滿

　　胤六歳相續家督、故公界儀式出軍領

　　内相論之事、氏族等勤之、宜補佐之

　　旨宣旨及御敎書賜、一族所謂大庭次

　　郎相馬上野二郎大須賀左馬助國分三

　　河入道東二郎左衛門入道木内七郎兵

　　衛入道國分六郎兵衛入道國分余一國

　　分越前五郎神崎左衛門五郎那知左近

　　藏人入道等、

　

　［胤望－］

　胤長（相馬大炊助）

　　應永廿三年丙申持氏卿執事上杉禪秀

　　勸滿隆持仲謀叛、千葉介胤直父子出

　　陣、胤長應之出張有戰功、

　胤豐（相馬小次郎）

　

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　［胤繼（武石孫四郎）－］

　　胤員（武石右京亮　初彌三郎）（※143）

　　高廣（武石四郎）（※144）－

　　女（相馬長門前司胤忠妻）

　

　　※143

　　文保元年丁巳三月十二日於相州葛西谷、

　　爲郎從木邨兵庫行景被殺、年二十七、

　

　　※144

　　延元二年丁丑八月奧州國司顯家卿爲討尊

　　氏義詮、率諸將攻入關東、此時高廣應之

　　進發揚功名、隨顯家卿入洛、曆應元年與

　　高師泰細川賴春數戰、五月廿二日於泉州

　　安部野顯家卿討死、高廣奮戰、同殞命、

　　年四十三、

　

　［高廣－］

　廣胤（亘理左兵衛尉）－

　　此時以居領之號爲稱氏、

　　母國分盛胤女、[此盛胤者居住于奧州國分、]

　　曆應二年八月奧州羽州之諸將屬尊

　　氏卿上洛、廣胤宰堵本領宇多伊具

　　亘理三郡賜御敎書也、康曆三年辛

　　酉四月廿九日死、年六十三

　

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　［廣胤（亘理左兵衛尉）－］

　行胤（亘理𢒊四郎　後號肥前守）－

　　母佐竹右馬頭源義盛女、

　　永德元年秋於苅田表與伊逹宗遠合

　　戰、不得利則爲伊逹之旗下、明德

　　四年癸酉九月十二日死、年五十一、

　

　［行胤（亘理𢒊四郎）－］

　重胤（亘理刑部少輔　初𢒊五部）－

　　母岩城下總守平淸胤女、

　　應永十九年三月同國與國分右馬助

　　盛經挑戰、不慮殞命、年四十四、

　

　［重胤（亘理刑部少輔）－］

　胤茂（亘理兵部大輔）－

　　應永廿三年九月以父敵攻破國分盛經

　　居城、遂討捕盛經報孝矣、嘉吉元年

　　辛酉十二月八日死、年五十八、

　

　［胤茂（亘理兵部大輔）－］

　茂連（亘理肥前守　初𢒊四郎）（※145）

　宗淸（亘理兵部大輔）（※146）－

　茂元（亘理兵庫）－

　　母葦名氏、相續家督、[茂元者三男也、有由爲嫡子、]此時

　　柴田名取入手裏也、文明十三年辛

　　丑九月廿日死、年六十一、

　

　　※145

　　母山内兵部太輔藤原氏義女、

　　文安三年丙寅四月十三日死、

　　年三十九、

　

　　※146

　　母同茂連、

　　茂連無子、故宗淸相續家督、寛正四年

　　癸未正月廿一日有以爲茂元自殺、年四

　　十八、

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　［宗淸－］

　淸胤（亘理𢒊五郎）

　　與父同死、年廿六、

　孝胤（同𢒊九郎）

　　異父同死、

　

　［茂元－］

　　元胤（亘理因幡守　初𢒊五郎）－

　　　永正元年甲子二月十八日死、年五十

　　　九、

　

　［元胤（亘理因幡守）－］

　元實（亘理𢒊五郎）

　　延德元年巳酉三月廿日早世、年廿一、

　宗元（亘理右近大夫　初𢒊七郎）－

　　元實早世故宗元繼父家督、此時益爲

　　伊逹家之旗下、享保四年辛卯十一月

　　四日死、年六十、

　

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　［宗元－］

　宗隆（亘理𢒊五郎）（初元重）－

　　有一女、爲伊逹左京大夫稙宗之後妻、

　　生綱宗元宗也、宗隆無男子、故養此

　　二子爲子、弘治二年丙辰七月廿一日

　　死、　年六十四、

　

　［宗隆－］

　綱宗（亘理𢒊四郎）

　　實伊逹左京大夫稙宗子、早世年十八、

　元宗（亘理兵庫　後號元安齊）（童名乙松丸）－

　　實同于綱宗、

　　相續宗隆之家督、天文廿一年壬子二

　　月准先例入洛、謁將軍義輝卿、天正

　　十九年移居遠田郡涌谷邑、[元亘理郡大崎邑、]文祿

　　三年甲午六月十九日死、年六十五、

　　法號泰岳元安、

　

　［元宗（亘理兵庫）－］

　重宗（亘理源五郎）－定宗（亘理右近）

　　母國分盛重女、　　　母相馬彈正少弼

　　　　　　　　　　　　盛胤女、

　

　［胤氏（大須賀次郎左衛門尉）－］

　朝氏（大須賀二郎左衛門尉）（法號信圓）－

　　仕賴嗣卿宗尊親王惟康親王盡忠勤、

　　顯然于世、

　

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　［朝氏－］

　時朝（大須賀二郎左衛門尉）（法號祥信圓）－

　　仕同幕府

　胤泰（大須賀四郎）－朝泰（大須賀左衛門四郎）

　　仕宗尊親王惟康親王、出御之時必供奉

　　之、

　

　［時朝－］

　宗朝（大須賀下總前司　初孫二郎）（法號信宗）－

　

　［宗朝－］

　宗時（大須賀下總守）（法號下總入道）－

　　元德二年庚午千葉介家臣多田𢒊四郎

　　與香取神主相論於所務之時、六波羅

　　常葉駿河守範貞賜書於宗時及結城山

　　河六郎入道、决斷之、

　

　［宗時（大須賀下總守）－］

　宗信（大須賀越後守）（法號生應）－

　　於越前信州遠州賜各郡村、子孫居領之

　　繁榮、又於奧州千葉領分與之居之、各

　　異之、

　

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　［宗信（大須賀越後守）－］

　憲宗（大須賀左馬頭）－

　　元弘二年九月畿内西國蜂起、　隨于高

　　時之命、千葉介貞胤進發于京洛、憲

　　宗屬之、率多兵出張、爲奮戰、

　

　［憲宗－］

　宗正（大須賀左馬助）－

　　貞治四年千葉介滿胤相續家督、幼稚

　　氏族宜補佐之旨蒙將軍之命、應安七

　　年下總香取神領相論之事、神輿可令

　　警固之趣賜御敎書於大須賀左馬助國

　　分三河入道東次郎左衛門入道木内七

　　郎兵衛入道等、

　

　［宗正－］

　憲康（大須賀左馬助）－常安（大須賀尾張守）

　　應永廿三年丙申上杉禪秀謀叛之時、千

　　葉介胤直父子出陣、憲康應之出張、有

　　戰功、

　

　［泰胤（國分𢒊次郎）－］

　胤氏（國分遠江入道　契道　初孫六郎）（※147）－

　胤任（國分小六郎後六郎兵衛入道）

　　從貞治年中爲千葉介、滿胤之後見、

　沉時（國分十郎）

　氏胤（國分余一）

　　與胤任爲千葉介滿胤之後見、

　

　　※147

　　屬尊氏卿父子、有戰功、康永三年逹于

　　千葉助貞胤、而以胤氏胤詮父子之證書、

　　寄附下總國大戶庄岩崎村田臺町在家壹

　　宇於當村積善庵也、

　

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　［胤氏（國分遠江入道）－］

　胤詮（國分三河守）（※148）－

　盛胤（國分右馬助）－盛經（國分右馬頭）

　　居領於奧州、　　　　應永廿三年九月與亘理兵部合戰、遂討死、

　

　　※148

　　屬將軍家戰功多々、貞治四年千葉介滿

　　胤幼稚之中、宜補佐之旨蒙將軍家之命

　　矣、

　

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　［胤詮－］

　忠胤（國分三河守）（※149）－

　胤重（國分民部少輔）

　　永享十年戊午將軍義敎卿可討鎌倉持氏之旨、賜

　　御敎書於關東諸將、千葉介胤直出陣、胤重應之、

　　出張爲戰功、

　

　　※149

　　應永廿三年丙申上杉禪秀謀叛之時、千葉介胤直

　　父子出陣、忠胤属之奮戰有功、

　

　［忠胤（國分三河守）－］

　憲胤（國分三河守）（※150）－之胤（國分宮内少輔）（法號奇岩）（※151）－

　

　　※150

　　享德三年甲戊十二月可討鎌倉成氏之旨、將軍義

　　政卿命關東諸將、千葉介胤將出軍、憲胤向鎌倉

　　爲勇戰、

　

　　※151

　　應仁二年潤十月二日以證書寄附大戶庄山野邊

　　村權現之社領矣、文明十一年正月太田道灌攻

　　臼井城、之胤出張防戰之得勝利、

　

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　［之胤－］

　胤盛（國分宮内少輔）（法號月宗）－

　　永正元年甲子十一月十五日大戶庄山野邊村篠山

　　坊職田畠等如先規寄附之、授書於大貳阿闍梨也、

　　大永年中原二郎友幸與武田豊三眞里谷三河守屢

　　戰、應千葉介之仰、率兵討武田眞里谷、

　

　［胤盛（國分宮内少輔）－］

　胤相（國分三河守）－朝胤（國分宮内少輔）

　

　［行氏（東二郎左衛門入道）－］

　時常（東中務丞）（法號素阿彌）－

　　繼祖先之道熟和歌、其詠入續千載集、仕將軍宗

　　尊親王惟康親王出勤于鎌倉矣、

　

　［時常（東中務丞）－］

　氏村（東中務丞）（法號素𤣥）－

　　其詠歌入新後拾遺集、

　　元弘二年隨高時之下知、同三年属官軍、屢有戰

　　功、建武三年冬千葉介貞胤属尊氏卿出軍、氏村

　　應之勵勇功、

　

　［氏村－］

　常顯（東中務丞）（法號素英）－

　　元弘建武年中常顯與千葉介出軍、戰巧多々、貞和

　　元年八月尊氏卿天龍寺供養焉、諸將供奉之、前代

　　未聞壯觀也、常顯粟飯原下總守淸胤一同列先陣、

　　觀應二年千葉介氏胤續家督幼年也、與氏族補佐

　　之、常顯詠歌入新續古今集矣、

　

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　［常顯（東中務丞）－］

　師氏（東下總守）（法號素果）（※152）－

　胤綱（東式部少輔）（法號素珊）

　

　　※152

　　應將軍家頃歳有戰功、明德三年八月將軍義滿卿

　　相國寺供養、月卿雲客扈從之、武士行糚嚴也、

　　師氏供奉之、其第三番矣、師氏詠歌入新後拾遺

　　集、應永廿九年壬寅卒、

　

　［師氏（東下總守）－］

　氏數（又號益之　東下野守）（法號素明）－

　　頃歳當家居京洛、爲將軍家和歌之友、殊應永廿

　　九年十二月依將軍家興行而飛鳥井大納言常光院

　　堯仁堯幸今川了俊等十三人、詠十一題之和歌於

　　觀修寺大納言之亭、益之入其撰、詠秀歌、其英

　　才擧世賞美之、此外其詠入新續古今集矣、永享

　　十年鎌倉持氏背將軍家之時、益之有通心於持氏

　　之浮說、雖不决之准其疑、使益之配流于周防國、

　　嫡子常緣閉其門、而後蒙免許、安堵本領、猶居

　　濃州郡上城、[此城者承久年中行氏居之、此時氏族野田氏遠藤氏名神氏日生氏和田氏等隨之、]親

　　仕于將軍家、交會于公卿遊風雅矣、使二男敎賴

　　居于下總東庄須賀山城焉、

　

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　［氏數－］

　常緣（東下野守）（法號素傳）（※153）－賴數（東宮内少輔）（法號素光）－

　敎賴（東二郎）　　　　　　　　　　　　－賴房

　　居于下總國東庄須賀山城、

　常庵和尙（木蛇寺）

　

　　※153

　　續氏數之家督居濃州郡上城、領本領總州東庄、

　　應仁亂之時常緣率多兵入洛、盡夜鬪戰、窺此

　　間齋藤妙椿急攻落郡上城、常緣不得退陣中、故

　　詠和歌送妙椿、敵感之則明退郡上城矣、常緣

　　祖先重胤依婚家之好、諳二條家之秘要、代々

　　不怠其道、至常緣而益盛也、宗祗遊常緣之門、

　　傳古今集之𤣥旨、其後的々受授、謂之古今傳

　　授、蓋自常緣始也、常緣文武兼備之大將矣、

　

　［賴數－］

　元胤（東下野守　初三郎）－常知（東大和守　兵庫頭）－

　　　　　　　　　　　　　　　居于濃州郡上郡八塜城

　　　　　　　　　　　　　－常慶（東下野守　初野田左近大夫）－

　　　　　　　　　　　　　　　父元胤分與濃州郡上郡、故始築同郡八幡城居之、

　

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　［常知－］

　氏胤（東宮内少輔）（法號素純）－

　　遊風雅之道、其詠歌入集、

　

　［氏胤（東宮内少輔）－］

　尙胤（東下總守）（法號素經）（※154）－

　盛胤（遠藤八右衛門尉）－

　　依爲二男且病身而繼氏族遠藤修理亮之家、故子

　　孫稱號之、

　

　　※154

　　祖先東左衛門入道行氏之裔、世々傳領下總國

　　東庄本地、總尙胤領之、

　

　［尙胤－］

　常氏（東宮内少輔）（法號壽星院素山）－

　　永祿年中常氏十六歳歌道秀才、而相續爲家

　　卿之古今相傳、世以賞美之、是濃州東氏之

　　正統也、

　

　［常氏（東宮内少輔）－］

　常數（東宮内少輔）（法號素緣）－數胤（東右衛門尉）

　　　　　　　　　　　　　　　　－常好（東伊豫守）

　常綱（東二郎右衛門）

　　繼敎賴之跡、居下總須賀山城也、千葉介胤富

　　未仕介之時、爲窺房州之敵、或討常州之讐、

　　欲移須賀山城、于時常綱不應之、故攻落當城、

　　放火之、輔築之、令在城之、[時人謂、初城於古地、今城者號引地、乃森山

　　城是也、]常綱有二子爲流浪也、[右衛門秀胤某後號加雲]

　

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　［常慶（東下野守　初野田左近大夫）－］

　－盛枚（遠藤六郎左衛門尉）－

　　　　　　　　　　　　　實胤好之嫡子也、常慶無男子、使其女妻于盛枚、續

　　　　　　　　　　　　　家督、居八幡城、然有以爲稱號實父胤好之遠藤矣、

　

　［盛枚－］

　慶隆（遠藤左馬助　初新六郎）

　　母養父東常慶女、慶長五年家康公賜本地郡上郡、

　　同九年叙從五位下、任但馬守、

　

　［胤好－］

　盛數（遠藤太郎左衛門尉）

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　胤緣（遠藤新兵衛尉）－胤俊（遠藤大隅守）（※155）－

　胤繁（遠藤宗兵衛）－

　　領濃州郡上郡小駄良村、此裔號小駄良遠藤矣、

　

　　※155

　　元龜元年於江州堅田陳討死、

　

　［胤俊（遠藤大隅守）－］

　胤基（遠藤大隅守）（妻石神兵庫女　此石神氏下總國之石神氏、乃當家之氏族、）－

　　文祿元年進發朝鮮國討死、

　

　［胤基（遠藤大隅守）－］

　胤直（遠藤小八郎）

　　慶長五年關箇原陣之時、属上方、籠上箇根城、

　

　［胤繁（遠藤宗兵衛）－］

　胤慶（遠藤宗兵衛）（妻石神兵庫女）（※156）

　胤勝（遠藤加賀守　後號市入齋）（※157）

　胤春（遠藤吉兵衛）（※158）

　女（遠藤太郎兵衛妻）

　

　　※156

　　相續胤繁之家督、領小駄良村、元龜元年於江州堅

　　田陣討死、

　

　　※157

　　属武田信𤣥爲軍功、信𤣥以使禮謝之、或賜恩地

　　賞之、於來書多々、越前國淺井備前守長政以書

　　禮、謝荷擔于信𤣥矣、

　

　　※158

　　娶石神總左衛門女、故繼其家號、石神吉兵衛也、慶

　　長年中關箇原陣之時、稻葉右京亮楯籠近發于郡上八

　　幡城、爲分捕高名揚勇、依之改稱本氏遠藤矣、

　

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　［胤宗（千葉介）－］

　貞胤（從四位下千葉大介）（※159）－

　氏光（粟飯原下總守）（※160）－

　女

　胤重（馬塲五郎）－

　　元弘建武之亂有軍功、後裔爲千葉介家臣、

　

　　※159

　　正應四年辛卯十二月十五日誕生、正和元年壬子相

　　續家督、元弘二年貞胤在洛、三月後醍醐天皇遷幸

　　于隱岐國、貞胤率兵警固之、同九月隨高時之下知、

　　率軍兵上洛、同三年新田義貞攻鎌倉、貞胤屬官軍、

　　奮戰抽軍功、賜恩賞、而後義貞與尊氏鬪戰、貞胤

　　出軍多々、建武三年十月春宮行啓于北國、貞胤供

　　奉之、於越前木目峠迷雪道、至足利高經之陣、旣

　　欲爲自殺、高經盡禮詞枉屬于武家其語丁寧矣、貞

　　胤爲助諸卒之命、以應尊氏之麾下、爾來勵軍功、遂

　　賞武功、叙從四位下、觀應二年卯正月朔日於京都

　　卒、年六十一、法號善珍常德法阿彌陀佛、

　

　　※160

　　相續粟飯原左衛門尉常光家督本領之外胤宗増加領

　　所、仕將軍家[守邦親王]厥後世貞胤屬于尊氏卿有戰功矣、

　

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　［氏光－］

　淸胤（粟飯原下總守）（法號晉阿）（※161）－

　基胤（粟飯原𢒊五郎）（※162）

　兼胤（粟飯原下野守）

　

　　※161

　　元弘建武以來隨足利家戰功矣、千葉介氏胤幼

　　稚之間補翼之、貞治（和）元年尊氏卿天龍寺供養、淸

　　胤共千葉介氏胤及東中務丞常顯供奉之、行糚

　　盡善美矣、去年康永三年七月廿日領所下總國

　　大戶庄岩崎村田畠在家山野海等奉寄附香取宮、

　　依高三河守師冬執奏、千葉介貞胤請文調、而

　　同十一月二日賜將軍家御判、高武藏守師直施

　　行之、

　

　　※162

　　觀應三年閏二月尊氏卿與新田義宗脇屋義治戰

　　于武藏野、基胤進發於笛吹峠、有戰功、

　

　［淸胤（粟飯原下總守）－］

　詮胤（粟飯原彈正左衛門尉）（※163）－

　常善（粟飯原但馬入道）－

　　傳領下總國大戶庄矣、應永五年六月廿九日將

　　軍家賜安堵御判、同廿三年丙申上杉禪秀之亂

　　之時、千葉介滿胤出軍、常善應之有戰、同三

　　十五年戊申香取宮先寄附之地、任先判受千葉

　　介兼胤之旨逹于鎌倉、常善重而四月廿七日授

　　證書於神主矣、

　

　　※163

　　將軍義詮卿賜諱字號詮胤、勵忠勤有勇功、貞

　　治四年千葉介滿胤繼家督年六（八）歳、詮胤與氏族

　　補佐之、同六年三月廿九日有中殿御會、義詮

　　卿參内、滿胤雖載行列之中、以幼年故代詮胤

　　以勤之、

　

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　［常善－］

　信宗（粟飯原但馬守）－勝相（粟飯原下野守）－胤吉（粟飯原）

　

　［詮胤（粟飯原彈正左衛門）－］

　胤長（粟飯原下總守）－秀助（粟飯原治郎少輔）－

　

　［胤重（馬塲五郎）－］

　胤忠（馬場又五郎）－胤有（馬塲又四郎）－

　

　［胤有（馬塲又四郎）－］

　胤友（同下野前司）－胤森（同又四郎）

　

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　［秀助－］

　胤定（粟飯原左馬助）－晴次（同藏人）（法號春岩榮公）－

　

　［晴次－］

　胤俊（同越前守）（法號機先鑑公）－胤行（同但馬守）（法號底月徹公）－

　

　［胤行（粟飯原但馬守）－］

　胤次（粟飯原但馬守　號源公入道）（法號花領源公）（※164）－

　女（海上山城守妻）（※165）

　女（金田左衛門大夫信吉妻）（金田左衛門正信同彌三郎正興母也、）

　常直（粟飯原助右衛門）

　　有由不爲源公之養子也、妻千葉介利胤女、文祿四

　　年十一月五日死、法號新福寺傳翁宗心、

　

　　※164

　　居下總國小見川城、千葉介胤富移于佐倉城之後、

　　賜森山城、

　

　　※165

　　後海上山城守府中大掾淸幹千葉介胤富妻、嶋崎左

　　衛門佐江寺右京亮岡里和泉守道明妻等母也、

　

　［胤次（粟飯原但馬守）－］

　光胤（粟飯原出雲守）（※166）－俊胤（粟飯原孫平）（※167）

　常次（粟飯原孫平）－女

　

　　※166

　　實北條氏康之九男也、天文十六年光胤七歳、源公

　　養之爲繼嗣、源公曾雖生嫡子孫平、有由孫平大永

　　年中退父之家、共氏族金田彌三郎適相州、故源公

　　請北條養光胤、其後孫平謝逹父之命源公許之、於

　　是光胤辭去居相州、旣而孫平死、依之源公迎光胤

　　讓家督矣、頃歳出張于所々軍場、發勇名、天正十

　　六年戊子五月五日死、葬于通性山芳泰寺、法號玉

　　琳金公、

　

　　※167

　　實千葉介邦胤次男也、稱小門之若子、天正十六年

　　爲光胤之養子、居于東庄森山城、

　

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　［貞胤－］

　氏胤（※168）－

　一胤（一作高　千葉新介）（※169）

　胤春（千田右京大夫）

　胤矩（千田刑部大輔）（※170）

　女

　

　　※168

　　母曾谷某

　　延元二年丁丑五月十一日誕生于京都、貞治元年乙

　　酉八月尊氏卿天龍寺供養、氏胤九歳供奉之、雖爲幼

　　稚其行糚驚耳目、觀應二年續家督[于時十五歳]氏族家臣等

　　補佐之、其中圓城寺圖書允貞政能補翼之、尊氏卿

　　義詮卿賞之、賜恩地感書多々、氏胤若年其戰功勝

　　于諸將、觀應三年閏二月隨父之遺命經營千葉山海

　　隣寺、使時宗他阿上人爲中興開山、安置於曩祖以來

　　影像、遂入佛供養[此寺初眞言宗、文治丙申歳常胤開基之、]氏胤熟歌道、其詠歌

　　藤原爲定賞之、被入新千載集、爲文武兩道之士、貞

　　治四年乙巳在洛罹病、歸國、其途中於濃州之領所

　　九月十三日卒、年二十九、法號貴運常徹其阿彌陀

　　佛、

　　此時家臣圓城寺氏木内氏鏑木氏中村氏内山氏深志

　　氏多田氏山河氏内記氏河戶氏等、

　

　　※169

　　貞胤之嫡子、而任下總介、然不繼家督、故列氏胤

　　之下也、建武三年正月十三日於三井寺戰死、其勇

　　所借世矣、

　

　　※170

　　頃歳天下戰國苦遠國之役使、胤矩居肥州領地、爲

　　發兵於西海、時之將勤此役者許千葉稱號及十曜紋、

　　去役者止稱號並紋、或於九州菊地振猛威時、設一

　　旦謀有屬官軍矣、宗胤之裔爾來勤之、

　

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　［氏胤－］

　滿胤（千葉介）（※171）－

　滿氏（千葉二郎）（後號氏光）－常光（原二郎）－

　酉譽（童名德千代丸）

　　母新田義貞女

　　氏胤有慮而自幼入釋門學密敎、後會了譽上人極

　　淨土之奧旨、於武州江戶開基一寺、永享十二年

　　庚申七月十八日滅、年七十二

　

　　※171

　　延文五年庚子十一月三日誕生、貞治四年六歳相續

　　家督、氏族家臣等可補護之旨、將軍家賜御敎書、

　　氏族　　粟飯原彈正左衛門　　大庭次郎　　相馬上野二郎

　　　　　　大須賀左馬助　　國分三河入道　　東二郎左衛門入道

　　　　　　木内七郎兵衛入道　　國分六郎兵衛入道　　同余一

　　　　　　國分越前五郎　　神崎左衛門五郎　　那知左近藏人入道

　　家臣　　圓城寺式部丞　　圓城寺駿河守　　鏑木十郎

　　　　　　多田平四郎　　中村式部丞　　深志中務丞

　　　　　　内山中務丞　　行方平四郎　　麻生淡路守

　　　　　　嶋崎大炊助　　龍崎尾張守　　高城越前守

　　頃年滿胤幼稚之中、戰塲以氏族家臣出軍、其中有

　　功者將軍家賜感書多々、永德元年鎌倉氏滿退治小

　　山下野守義政發野州、滿胤出軍、應永五年於鎌倉

　　置八家、令司關東之事、所謂千葉小山佐竹小田那

　　須宇都宮長沼結城、同二十三年上杉禪秀亂滿胤出

　　軍、同三十三年丙午六月八日卒年六十八、法號道

　　山常尊彌阿彌陀佛、又號常安寺殿、

　

　［常光（原二郎）－］

　常繁（原二郎大夫）－淸常（原五郎大夫）－胤重（原二郎左衛門）－

　

　［胤重（原二郎左衛門）－］

　重綱（原三郎兵衛）－政常（原三郎大夫）－

　

　［政常－］

　常尊（原三郎左衛門）－貞常（原新左衛門）

　

　［滿胤－］

　兼胤（千葉介修理大夫）（※172）－

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　胤高（原四郎　再原祖）（法號慶岳宗盛）（※173）－

　賢胤（千葉中務大輔）（法號了心月山）（※174）－

　自秀（千田七郎二郎）（法號元三）

　

　　※172

　　明德三年壬申七月廿一日誕生、家督以前任修理

　　大夫、應永年中上杉禪秀之亂共父出張鎌倉、戰

　　功、應永廿四年九月依立願、臨時造營香取假殿、

　　家臣圓城寺隼人佑奉行之、同三十年攻伐小粟滿

　　重結城城、而揚勇名、同三十三年丙午相續家督、

　　永享二年庚戌六月十七日卒、年三十九、法號輝

　　山常光眼阿彌陀佛、號龍菜院、此時家臣長者圓

　　城寺鏑木牛尾高城等、餘畧之、

　

　　※173

　　居千葉邑生實城[又號小弓]於同所栢崎建立宗德禪寺、以

　　志賢和尙爲開山、于時應永年中也、

　

　　※174

　　領下總國葛西郡武藏國豊嶋郡上州野州、居石濱

　　赤塜、寳德三年千葉介胤直急難之時一所討死、

　

　［胤高（原四郎）－］

　胤親（原甲斐守）－

　　居小弓城、

　■（原信濃守）－

　■（原壹岐守）－胤繼（原肥前守）（※175）－

　■（原伯耆守）－■（原甲斐守）－

　

　　※175

　　寳德三年越後守胤房私戰之後、胤繼爲小弓城

　　主、

　

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　［胤親（原甲斐守）－］

　光胤（原豊前守）（寛正七年二月七日死）－胤眞（原式部大夫）－

　胤房（原　前守）（法號昇覺）

　　寳德三年與圓城寺私戰、千葉神社佛閣燒失、

　胤平（原遠江守）－

　

　［胤眞－］

　胤吉（原豊前守）－胤家（原豊前守）（天正年中小弓城主）

　

　［胤平（原遠江守）－］

　胤定（原上總介）（※176）－

　胤安（原大藏丞）－胤永（原大藏丞）（永作長）－邦長（原大藏亟）

　

　　※176

　　居上總國山邊郡小西城、天文六年十月小弓御

　　所源義明沒落、胤定爲小弓城主、弘治三年十

　　月移下總國臼井木城、嫡子胤淸者令居小弓城、

　　天正三年胤定移小西城、使胤榮居臼井城、

　

　［胤定（原上總介）－］

　胤淸（原式部大夫）（居小弓城）－胤榮（原式部大夫）（法號光岳大宗）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　天正三年移臼井城、此時移宗德寺於臼井野口建

　　　　　　　　　　　　　　　　　　立之、號長谷山宗德寺、于時住待授鑑和尙也、

　　　　　　　　　　　　　　　　－■（原形部左衛門尉）

　

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　［■（原信濃守）－］

　景廣（原左衛門尉）（法號朗彌）（※177）－

　■（原信濃守）（法號朗意）－蓮意－日淸

　■（原右京亮）（法號朗嶺）－胤久（原宮内）

　

　　※177

　　文明二年三月於臼井庄彌富郷、日蓮宗造立、勝

　　興山長福寺、同十一年太田道灌攻臼井城、景廣

　　進發有戰功、

　

　［景廣－］

　胤行（原九郎左衛門尉）（法號彌淸）－■（原若狹守）

　　天文六年出張國府臺有軍功、

　■

　■

　

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　［胤繼（原肥前守）－］

　行朝（又號友幸　原二郎）－胤次（原隼人佑）－■（原大炊助）

　　居小弓城、大永年中眞里谷三河守武田豐三與

　　行朝數歳爭戰、眞里谷武田迎源義明合戰、遂

　　陷生實城、行朝者退入高城氏所守小金城、遂

　　行朝戰死、從是義明居生實城號小弓御所、

　

　［■（原甲斐守）－］

　友胤（原能登守）－虎胤（原美濃守）（※178）

　　義明合戰之時友胤討負、故走于甲州、

　胤家（原𢒊五郎）－■（原彌十郎）－■（原善九郎）

　

　　※178

　　仕武田信虎信𤣥、有勇功、

　

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　［賢胤－］

　自胤（千田七郎）

　　遁世、於美濃國死、法號松月院、

　實胤（千田太郎）－盛胤（同中務丞）（※179）－

　　續賢胤之家督、居武州石濱赤塜、

　

　　※179

　　母上杉禪正女、

　

　［盛胤（千田中務丞）－］

　良胤（千田二郎）－雅胤（同二郎太郎）

　

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　［兼胤（千葉介修理大夫）－］

　胤直（千葉介）（※180）－

　守胤（千葉二郎）

　女

　

　　※180

　　應永二十六年己亥八月廿一日誕生、永享二年相

　　續家督、同十年鎌倉持氏欲討上杉憲實而出軍、

　　胤直康胤進發、而後胤直諫持氏不可、於是引兵

　　去、旣而賜綸旨及御敎書、令討持氏、故胤直又

　　出張奮戰、持氏請和入鎌倉永安寺、胤直警固之、

　　翌年二月持氏嫡子義久自殺、次男春王三男安王

　　遁日光山、同十二年結城氏朝迎入春王安王於城

　　内依之、諸將進發攻之、胤直爲知謀城中起疑、

　　遂使家士謀之於火城中、春王安王爲囚人氏朝悉

　　戰死、文安二年持氏末子永壽王請迎于鎌倉、將軍

　　家許之、成氏是也、寳德三年辛未[或享德三年]原圓城寺

　　兩家臣爭威私戰、千縣神社佛閣燒失、胤直欲伐

　　之出城遭急難、六月廿三日[或二月廿日]於下總多湖殞命、

　　年三十三、法號瑞光常西稱相應寺臨阿濔陀佛[年月不明]、

　

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　［胤直（千葉介）－］

　胤將（千葉介）（※181）－宣胤（童名主殿助）（※182）－

　　　　　　　　　　　　　－女

　

　　※181

　　實兼胤子、而胤直之庶兄也、應永廿一年甲午正

　　月七日誕生、

　　胤直無繼子、故相續家督、享德三年十二月鎌倉

　　成氏恣討上杉憲忠、將軍家攻成氏之時、胤將出

　　軍、旣而成氏敗退于古河、同四年乙亥六月十五

　　日卒、年四十二、法號高山常賢巖阿彌陀佛、

　

　　※182

　　文安元年甲子十二月朔日生、享德四年父卒居喪

　　罹病、同八月十二日早世、年十二、法號照山常

　　流重阿彌陀佛、雖不相續家督、准千葉介入世代、

　　[原圓城寺爭威之中早世、異說多、]

　

　［宣胤（童名主殿助）－］

　康胤（千葉介　陸奧守）（寳満胤子）－

　　滿胤長庶子也、應安七年甲寅二月九日誕生、有故

　　父滿胤爲四男分與領地、令居同國馬加城任陸奧守、

　　故稱馬加屋形矣、文武威嚴兼備、諸人重之、兼胤

　　胤直胤將出軍之時、康胤必出張、指麾軍兵也、宣

　　胤早世故相續家督[于時八十二]、正國政始移城於同國印幡

　　郡佐倉、遷菩提所海隣寺於城下、造營夕顏觀音堂、

　　康正二年丙十一月朔日依鎌倉成氏[此時者在古河]之仰、出

　　陣于上總國、遭不意事於八幡郷討死、年八十三、

　　國民揚聲惜之命哉、葬于海隣寺　法號大相常應

　　法阿彌陀沸、

　

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　［康胤（千葉介）－］

　胤持（千葉介）－

　　永享八年丙辰四月五日誕生、康正二年相續家督、同

　　三年丁丑六月十二日卒、年廿二、法號大覺常智與

　　阿彌陀佛、

　

　［胤持（千葉介）－］

　輔胤（千葉介　家督以前號岩橋殿）－

　　實康胤子而胤持之庶兄也、應永廿八年辛丑六月

　　七日誕生、相續家督[于時康正三年]、益爲古河成氏之味方矣、

　　應仁元年正月妙見堂回祿、即造立之、康胤定之當

　　家式目可守之旨命諸士、文明二年三月原左衛門景

　　廣於白井庄冨郷請建日蓮宗寺、許之、勝興山長福

　　寺是也、同三年成氏被襲于上杉顯定、退古河來于

　　佐倉、依賴輔胤、扶助之及數歳、同十年輔胤說長

　　尾昌賢以成氏與顯定和睦、送成氏於古河城、家臣

　　供奉之、厥後諫成氏令不背將軍家之號令矣、延德

　　四年壬子二月十五日卒、年七十二、法號竹墅常公

　　阿彌陀佛、

　

　［輔胤－］

　孝胤（千葉介）（※183）－

　〓阿（海隣寺住持）

　成身院（岩橋）

　胤忠（椎崎六郎）

　女

　

　　※183

　　嘉吉三年癸亥五月二日誕生、文明十一年正月太

　　田道灌二階堂某攻臼井城、依父之命孝胤率多兵

　　救城、道灌於國府臺數月挑戰、遂敗退去、其後

　　成氏及上杉顯定爲救之出軍矣、延德四年相續家

　　督、永正二年乙丑八月十九日卒、年六十三、法

　　號全孝常輝眼阿彌陀佛、

　

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　［孝胤（千葉介）－］

　勝胤（千葉介）－

　　文明三年辛卯十月五日誕生、永正二年相續家督、

　　頃歳隣國鬪戰進發于所々、或使氏族家臣討之、

　　勝胤與小田原北條氏通心、而後緣座盟深好矣、

　　勝胤歸依禪宗、天文元年二月建立常奯山勝胤寺

　　於城下濱宿、有慮、而奉納千葉石、於此以花祖

　　芳和尙[天文廿年十二月八日死]爲開山矣、又有以東庄樹林寺改眞

　　言宗爲禪院也、天文二年癸巳五月廿一日卒、年

　　六十三、法號其阿彌陀佛月峰常奯大居士、此時

　　號四天之家臣木内鏑木原圓城寺也、其外稱十家

　　畧之、

　

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　［勝胤－］

　昌胤（千葉介）（※184）－

　勝淸（椎崎五郎）

　胤重（後號幹胤鹿島大與次）（※185）－胤豐（鹿島太郎）－胤淸

　久胤（公津左近大夫）（※186）－信胤（公津平内左衛門）

　胤定（成東八郎　後兵部少輔）－勝定（成東兵庫）（妻海上山城守女）（※187）

　　居領上總國山邊郡成東郷、爲千葉介家臣、

　

　　※184

　　明應四年乙卯五月十日誕生、天文二年相續家督、

　　天文六年源義明曾在小弓城、振逆威謀于北條氏

　　綱、氏康欲討之、十月義明子弟及房州里見右馬

　　頭義弘等出張于國府臺大戰、義明敗軍悉討死、

　　義弘逃退、昌胤使原上總介胤定居小弓城、同十

　　五年丙午正月廿四日卒、年五十二、法號眞英當

　　天法阿彌陀佛、

　

　　※185

　　繼鹿嶋左衛門尉之家也、熟兵衛千葉介親胤、當

　　于居城之南方築新城欲居之雖遂其功未果、暫使

　　胤重居之時、曰之鹿島新城、移海隣寺於此城之

　　傍、又造營鹿嶋山勝全寺、爲胤重之菩提所矣、

　　親胤者猶居舊地之城、謂之本佐倉城、

　

　　※186

　　胤重與久胤孿生也、父勝胤以胤重爲兄久胤者爲

　　弟、且久胤片身不順病人也、故下總國印東庄爲

　　公津氏之養子、作臣下矣、

　

　　※187

　　勤佐倉城代、

　

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　［昌胤－］

　利胤（千葉介）（※188）－

　胤家（原四郎　後豊前守）

　　爲原豊前守胤吉之養子、

　胤盛（海上九郎　後山城守　沒落號孫四郎）

　　爲海上山城守之養子、

　

　　※188

　　母金田左衛門大夫正信女、永正十二年乙亥八月

　　五日誕生、天文十五年相續家督、數十年前當家

　　與房州里見氏爭地相戰、益築堅城於國境處々、

　　使諸臣居之窺房州、或麾下家臣諸城固守備、或

　　應北條有出軍於相武兩州之間、天文十六年三月

　　命原式部大夫胤淸千葉妙見社修造之事、同七月

　　十二日卒、年三十三、法號慶岩常賀覺阿彌陀佛、

　　利胤早生男子之事祈願妙見大士云々、

　

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　［利胤－］

　親胤（千葉介）（※189）－

　胤羽（千田左京進）（※190）

　女（粟飯助右衛門常宣妻）

　　[以下朱書]「沒落居下總國小見川邑、寛永三年十月廿三日死、

　　年八十三、法號新福院梅林淸香大姉、葬于小見

　　川新福寺」[以上朱書]

　

　　※189

　　天文十年辛丑九月十五日誕生、同十六年相續家

　　督、同十九年十一月廿三日妙見社經營正遷座、

　　導師觀喜院大僧正貞濟神主粟飯原文二郎父子七

　　人祭禮執行之、親胤參詣、氏族家臣列前後、捧

　　奉幣獻神劔神馬、屋形御太刀原大藏丞胤安役之、

　　屋形御馬馬塲又四郎胤平役之、右於社内本庄新

　　六郎胤里請取之、御太刀一腰粟飯原源公入道同

　　海上山城守、御馬一疋原式部大夫胤淸同原九郎

　　左衛門尉胤行、右金新兵庫正能請取之、御太刀

　　一腰鏑木長門守胤義同牛尾左京胤道、御馬一疋

　　牛尾孫二郎胤貞、右小川外記政俊晴取之、御太

　　刀一腰原隼人佑胤二同齋藤源太左衛門尉淸家、

　　親胤退出之後胤富及氏族請臣等獻神劔神馬、本

　　庄伊豆守胤村執行之、同廿三年古河晴氏欲滅北

　　條、故氏康攻晴氏、依親胤若年、使鏑木長門守

　　胤義加于氏康、旣而晴氏敗爲囚、弘治二年晴氏

　　隱居、子息元服號義氏稱關東公方、移鎌倉葛西

　　谷、同十月越後謙信出張、親胤出兵矣、親胤生

　　質勇氣超人、其心驕爲國政有私、氏族諸臣疎之、

　　欲使胤富續家督、同三年丁巳八月七日於佐倉親

　　胤生害、家士小野氏使鍬田孫五郎渉十兵衛介錯

　　之、年十七、法號月窓常圓眼阿彌陀佛、又號總

　　泉寺殿長山昌暾大居士、家臣砂尾修理於領地武

　　州橋塲古寺立廟塔、爲法事、改總泉寺寄附寺領、

　　可謂忠臣矣、

　

　　※190

　　親胤生害以後出走于京都、而後胤富及氏族家臣

　　等告其歸、故歸住于佐倉、遂病死無子、

　

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　［親胤（千葉介）－］

　胤富（千葉介）－

　　實昌胤之二男也、母金田左衛門大夫正信女、大

　　永七年丁亥正月十五日誕生、父昌胤破當國須賀

　　山城、築森山城、使胤富居之、爲郡境之守衛、

　　或窺房州之敵、或討常州之讐、指揮氏族家臣麾

　　下等、猶城下列軒令交代焉、又爲通性芳泰之菩

　　提[胤富之妻]、同所建立通性山芳泰禪寺、弘治三年相續

　　家督、使粟飯原源公入道居于森山城、同出雲守

　　光胤者猶居城于小見川、永祿二年謙信攻關宿、

　　同四年謙信小田原合戰、胤富出援兵得勝、同時

　　臼井小弓兩城爲里見義弘城陷、胤富自發悉討里

　　見之勢、攻取兩城、又使多兵向佐竹之勢、同七

　　年正月北條氏康氏政與里見義弘大田三樂合戰國

　　府臺、胤富進發討敗之、同三月謙信攻臼井城、

　　胤富對陣悉討之、同九年三月又謙信結城晴朝率

　　多兵襲來臼井、胤富出張突戰、敵敗退、同十二

　　年信𤣥與氏康對陣、胤富出馬〓四月歸陣、其外

　　信𤣥謙信古河義氏佐竹里見等合戰胤富進發皆得

　　勝利、其勇功國民撫育不遑算、天正七年己卯五

　　月四日卒、年五十三、法號眞巖常源其阿彌陀佛、

　　此時家臣原式部大夫圓城寺兵庫助木内左馬助鏑

　　木信濃守椎名兵庫助鈴木紀伊守馬塲下野守高城

　　治部少輔牛尾左京等、

　

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　［胤富－］

　邦胤（千葉介）（※191）－

　女（白井治部少輔宗幹妻）

　　乃白井備後守胤幹千葉權介俊胤妻、白井志摩守幹

　　時鶴枚茂右衛門信幹等母也

　

　　※191

　　母海上山城守女、弘治三年丁巳三月廿二日誕生、

　　娶北條氏直女[實氏直之姉]、天正七年相續家督、同十年織

　　田信長贈使札乘馬於邦胤、其文詞甚驕、頃信長

　　滅武田勝賴、侮北條、假令氏政雖屈伏、我何畏

　　彼、甚怒剃使者之頭髪、剪所贈馬之鬣尾進返、

　　諸將感其勇矣、旣而信長爲明智光秀遭弑、依之

　　氏直發于上州、邦胤出軍與瀧川一益戰、一益退

　　勢州、同八月氏直欲治甲信催諸將、邦胤率多兵

　　進發、於甲州若神子表與德川家康對陣、經月日

　　旣而調和睦約、使家康之女嫁氏直、十一月邦胤

　　歸國、頃歳關東益爲戰國、邦胤曾結婚姻於北條、故

　　應之所々出軍、奮戰多多、隣國畏伏其武勇、氏族家

　　士等慕其惠、同十三年乙酉罹病、五月七日卒、年廿

　　九、法號傑心常林法阿彌陀佛、

　

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　［邦胤－］

　重胤（千葉助　後改長胤）（※192）－

　女（早世）（母北條氏直女）

　正道（千葉四郎　後號門井彌四郎）

　　天正十年壬午五月十二日生於佐倉、

　

　　※192

　　母北條氏直女　[實母新田滿二郎女]、天正四年丙子正月朔日

　　誕生、同十三年相續家督[于時十歳]、弟俊胤[八歳]、正道[四歳]、因

　　茲氏政氏直及參州家康憐重胤之幼弱、稍有懇遇之志、

　　使价往來不絕、此時家臣椎名源丞木内左馬允原豐前

　　守圓城寺兵庫助鏑木備後守等、行相州參州時々謁之、

　　頃歳豐臣秀吉威風靡天下、然北條氏不服之、遂秀吉

　　率大軍欲攻小田原、故北條亦觸關東、聚諸將於小田

　　原、配據人數於處々城、固守備、先是參州家康通密

　　使於重胤曰、悉歸秀吉之靡下、察時運而不可無全家

　　之計略云々、重胤幼年、氏族家臣等衆議不一决、故

　　不肯之、同十八年三月氏政請質納母於小田原城、而

　　後重胤俊胤率家族到小田原屯湯本口、其兵一萬百四

　　十餘、又原式部大夫胤榮相馬二郎胤高酒井左衛門佐

　　胤治酒井伯耆守康治國分與市大須賀彌六同尾張守常

　　安高城治郎少輔胤辰同源二郎爲別手將、加宮城野口、

　　四月秀吉圍小田原城、諸將善防歷月日、然關東諸城

　　往々陷矣、且有和睦、七月六日氏政氏直及氏輝[氏政弟]

　　出城、同十一日氏政氏輝自殺、氏直入紀州高野山、

　　重胤俊胤黨與之罪難遁、然以其幼歳故、參州大納言

　　[家康卿]深哀之、請免之、秀吉聽之、於是重胤家臣原大炊

　　助附屬佐倉城於大納言之家臣内藤彌二右衛門家長、

　　而後重胤俊胤蟄居于總州之邊鄙僻地矣、此代家臣椎

　　名源之丞胤員[後見役]木内左馬允胤忠原豐前守胤家原式

　　部大夫胤榮鏑木備後守胤宅圓城寺兵庫助邦貞海保丹

　　波守胤祐高城治部少輔胤辰、

　

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　　[以下朱書]「而後歷年及

　　大權現　家康公　治天下時、使重胤之母[名東]奉仕于[慶長

　　年中]

　　台德院殿、蒙御臺所之眷遇、重胤於常州完戶賜釆地

　　少許、有以辭之、御臺所時々賜衣服白銀數矣、猶命

　　本多佐渡守正信土井大炊助利勝、逹　台聽以欲與領

　　地之御旨、不幸御臺所薨逝、且

　　台德院殿亦薨御、

　　大献院殿命松平伊豆守信綱賜屋地於母東、自是東退

　　營中、重胤失素心矣、頃日重胤筆系圖一通、改重胤

　　號長胤、寛永十年癸酉六月十六日長胤卒於江戶、年五

　　十八、火葬江戶海善禪寺、建牌於日輪寺、納遺骨於

　　佐倉海隣寺、乃住持壽來和尙爲導師、法號仁性院月

　　光常眞覺阿彌陀佛」、[以上朱書]

　

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　［重胤（千葉助）－］

　俊胤（千葉權助　初名粟飯原孫平　後改姓鏑木號名式部）－

　　實邦胤二男也、

　　母府中大掾幹定女、天正六年戊寅二月十五日誕

　　稱小門若于、同十六年五月居城森山矣、先城主粟飯原

　　出雲守光胤死無繼子、故迎俊胤續其家、號粟飯原孫

　　平、同十八年與兄重胤到小田原屯湯本口、旣而小田

　　原沒落俊胤蟄居、

　　神君賜治天下之時、御子萬千代信吉君被領佐倉城、

　　神君依之鉤命、慶長三年戊戍俊胤仕于信吉君、然信

　　吉君同八年癸卯九月朔日早世、俊胤爲浪人、慶長十

　　年乙巳來江戶淺草鳥越村、明神成神主、時改姓鏑木

　　名號式部、其社成神職、

　

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　［俊胤（千葉權助）－］

　胤正（初名作兵衛）－

　　鳥越明神神主

　正胤（初名作十郎　後號式部）－

　　慶長十九年甲寅六月十三日誕生、寛永三丙寅年第六

　　天神社明應之亂禰宜神主退散而無奉仕、寛永五戊辰

　　年九月郷中氏子歎是、俊胤次男向正胤而爲當社神主

　　万治三年子三月廿二日卒、

　

　［正胤－］

　正重（織部正　初千勝）－

　　正保四年五月十一日誕生、万治三年四月相續家督、

　　元祿三年午三月十三日卒、

　

　［正重－］

　正義（初正家　初大藏丞　後號出羽守　後下總守）－

　　延寳三年乙卯十月二日誕生、元祿三年四月相續家督、

　　元文元年辰十二月十六日卒、

　

　［正義－］

　慶寛（長門掾　長門守　紀伊守　出羽守）（※193）－

　女子

　麟庵（初右近）

　

　　※193

　　享保三戊年十二月廿九日誕生、同十七年相續家督、

　　寛延三年庚午七月五日卒、

　

　［慶寛－］

　嵩（兵庫助　出羽守）－

　　元文五年庚申正月九日誕生、寛延三年庚午九月相續

　　家督、時十一歳、文化三年丙寅六月二十二日卒、

　

　［嵩－］

　榮（初出羽介　後隼人佑）

　　明和二年乙酉六月六日誕生、

　泰（初兵庫助　後甲斐守）

　　明和六年十一月廿九日誕生、

　敬明（初富松　後宗助）

　

[以下朱書]「一本跋ニ云

　右千葉系圖　[紙數一百九十八葉　卷數四]　[以下總人秋葉三太夫源好之所藏之本]

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤原〓

　　按此系圖は寛永年中千葉介平重胤所撰なり

　　其後書繼あり此は後裔淺草第六天神の社司

　　鏑木氏の手澤と見ゑたり恐くは原本同家に

　　傳ふべし便を得てこれを問ふべし」[以上朱書]