
坂東(ばんどう)の
札所千葉寺(ふだしょちばでら)
大銀杏(おおいちょう)
千葉市に残るもっとも古いお寺で、奈良時代の和銅二年(七〇九)僧行基(ぎょうき)が創立したと伝えられています。
奈良、平安、鎌倉と各時代の貴重な遺品が数多く残されていました。また、千葉氏代々の祈願寺にもなっていました。
『千葉寺』は、坂東(関東)観音霊場三十三カ所参りの第二十九番札所として、由緒のあるお寺です。
創建以来数度にわたる火災によって焼失しましたが、本堂の前にある大公孫樹(おおいちょう)から昔の面影をしのぶことができます。