
本尊(ほんぞん)は
七仏薬師(しちぶつやくし)の
東光院(とうこういん)
このお寺は、平山町の谷津山にあり真言宗の豊山派に属し、『鈴得山大金剛寺東光院』といいます。
本尊は『七仏薬師如来』で、秘仏のため三十三年目ごとに行う開帳の際以外には見ることができませんでした。
なお、主尊は中央に『善妙称吉祥王如来』、等身大の寄木造りの座像で右手は施無畏(せむい)の印を結び、
左手には甘露の壺を持って、人々に薬を授ける姿です。他の六仏も寄木造りで、玉眼を入れた座像です。
『七仏薬師』の信仰は平安時代から室町時代にかけて盛んでした。(千葉市指定文化財)