ぬ ぬれ姿 神々しくも 駒形大仏

かるた絵札

ぬれ姿(すがた)

神々(こうごう)しくも

駒形大仏(こまがただいぶつ)

 

元禄十六年(一七〇三)大巌寺十六世然誉沢春和尚の開基になるものといわれています。

本尊は馬頭観世音です。長沼は江戸時代に名高い薬種問屋で信仰心の厚かった野田源内によって開墾された土地で、

昔は下総国長浪村でしたがいつしか長沼新田と改まったと伝えられます。

駒形観世音は人馬安全の守護神として古くから遠方の参詣者を集めました。

本堂の前にある露座の大仏は青銅作りの阿弥陀如来像で、高さ二メートル三十六センチあり駒形大仏と呼ばれ

元禄のころ野田一族と有志が講社を組織し大仏を鋳造しました。