
大空(おおぞら)の
夢(ゆめ)をきそった
記念塔(きねんとう)
明治四五年五月、奈良原三次男爵によって稲毛海岸に民間飛行練習所が開設され、
白土栄之助氏の操縦で奈良原式鳳号が最初に飛行しました。
それを記念して昭和四六年七月民間航空発祥地記念碑が建設されました。
稲毛海岸に飛行練習所があったのは大正六年九月三十日夜の台風による高潮のため壊滅するまでわずか五年間の短期間でしたが
その間、伊藤音次郎、玉井清太郎・藤一郎兄弟、山県豊太郎、井上良一、等初期民間航空界に活躍した人々を輩出したばかりでなく、
当時唯一の民間飛行場として新機の試験飛行、練習飛行に利用されました。