
江戸(えど)の世(よ)の
宿場伝(しゅくばつた)える
検見川(けみがわ)の街(まち)
かって江戸街道の宿場としてまた漁村として大いににぎわった検見川の街も昔をしのばせるものが少なくなってしまいました。
東京オリンピックが開かれる頃までは現在の国道14号線のあたりまで海であり、シーズンになれば潮干狩りの人々でにぎわっていました。
江戸への物資輸送の港としての機能、陸上交通の一宿場としての姿、漁業の中心地としての性格など様々の機能をもった千葉郡の街でした。
街道に面した二間半のせまい問口の家並みもほとんど姿を消してしまっていささかさびしい気がします。