あ ああ勇まし 職務に殉じた 鈴木巡査

かるた絵札

ああ勇(いさ)まし

職務(しょくむ)に殉(じゅん)じた

鈴木巡査(すずきじゅんさ)

 

明治二十三年四月四日、千葉県巡査鈴木清助氏が、川崎銀行佐原支店から千葉銀行への現金輸送の護衛の任務の途中、

夕暮の当時の都賀村夫婦坂で、拳銃を持った兇漢に襲われ、その銃弾で重傷を負いながらも賊と格闘し逮捕、

更に民家に行き、その民家の浴槽に賊を覆蓋し、重傷にも省みず千葉署からの救援を待って最後までその職務を遂行しました。

その後医療を受けましたが遂に殉職しました。

この鈴木巡査の殉職をいたみ、又警察官の鑑として伝えるため夫婦坂の地にこの碑が建立されました。