
さまざまの
由来(ゆらい)を伝(つた)える
七天王塚(しちてんのうづか)
千葉大学付属病院の裏手に北斗七星をかたちどったような位置で常緑樹に囲まれた小さい七つの塚が点在しています。
七天王塚の由来については、古い『千学集』などの伝承によれば、
亥鼻城に居城した千葉常重が妙見尊と城中の『屋形の堀内』に社殿を造営し祀ったと記されていることから、
この妙見の宮の守りだと言われます。
又、一説では天慶の昔(九三九)この東国の地で朝廷に謀叛を起こして破れた平将門の七人の影武者の墓とする伝説もあります。