
ゆかしくも
古(ふる)き歴史(れきし)の
そ我比咩神社(がひめじんじゃ)
千葉市内における延喜式内の古社で、天正一九年(一五九一)徳川家康が社領十石を寄進しました。
『蘇我比咩神社』付近は、古代蘇我氏の部民の居住地であったので、彼らの氏神であったと推定されています。
蘇我の地名については、『日本武尊』が東国征討の際、相模で突風に襲われ妃の『橘姫』が海神を鎮めようとして身を海に投じました。
姫は蘇我の海岸に打ち上げられ、村人の介抱で生命が助かり、「我蘇れり」と述べたということに基づいて、
蘇我と名づけられたという伝説があります。