す すなどりの 民のかまどか 上の台

かるた絵札

すなどりの

民(たみ)のかまどか

上(うえ)の台(だい)

 

幕張町の北西部の、習志野市鷺沼町につづく広大な台地の東縁の中央部に『上の台遺跡』は立地しています。

その範囲は東西、南北ともに四百~五百メートルに及ぶと見られる大規模な遺跡であり

三百戸以上の住居があった事が昭和四八年よりの発掘の結果分ってきました。

この住居は六世紀の古墳時代の鬼高式期が大部分で、おびただしい量の土錘が出土しています。

それ以前の弥生時代の住居址も発見されています。

この大集落は漁労を中心とした集落であるために漁場と大型漁網による漁労作業の制約を受けて

単位集団の分散が困難であったとも考えられます。