〔編集後記〕

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 足かけ三年にも及びます。五十九年、秋、文化課の誕生とともに、この事業が計画されました。明けて六十年、四月、正式スタート。そして…。

 「たいへんでした」というコトバとともに、八人のみなさんに、頭を下げるだけです。はなやかさとは無縁の、実に、根気のいる作業のくり返しでした。いいもの(装ていのことでは、もちろん、ありません)をつくりたい、という一念が、みなさんを、支えていたのだと思います。そのために、私的な時間のどれだけが、ついやされていったことか。

 事務局としては、可能な限り、「銃後の守り」につとめたつもりですが、どうでしたでしょうか。それにしても、昨年の六月、松山良雄係長の急逝は、惜しい人をなくした、などという言葉では、処しきれない、痛恨の極みでした。(合掌)

 あれや、これや、さまざまな、出来事のなか、ようやく刷り上がった一冊。ほんものの力とは、決して、怒涛の勢ではないのだと教えられました。それは、ほとんど、打ち寄せる波のたしかさに、似ています……。 <事務局>