第一章 考古学からみた江戸川区(第一節~第七節)

第一節 先土器時代のあらまし1
戦後群馬県岩宿での発見
戦前、松平氏先土器発見
第二節 縄文時代のあらまし2
狩猟生活の漁労と縄文土器
縄文土器の文化
草創期の縄文土器
江戸川区の人的文化はいつ
新中川発見の早期土器
稲の輸入は弥生時代からか
岩石学や花粉学の応用
稲はすでに縄文晩期に存在
稲の渡来以前にアワ、ヒエ
第三節 弥生文化5
東京湾の海進と後退
遺物の放射性炭素測定
本区の人的文化は弥生後期
北九州から弥生文化が東進
稲は弥生時代が最初か
稲作技術の確立と生活変化
弥生式土器発見とその命名
第四節 江戸川区で発見された上小岩遺跡8
一中学生の発見がその動機
遺物に疑念をいだく
上流運搬説を否定する
壌土層下半部から土器出土
打製石器(推定)や鉄刀出土
その他周辺の遺跡と遺物
土器は弥生末期~土師初期
再葬墓について
第五節 土師時代(江戸川区内の土師遺跡)13
上篠崎勢増山遺跡
椿遺跡
東小松川香取神社遺跡
江戸川区の一部に耕作が
各地から多くの土錘を発見
第六節 中世の遺跡22
本区内の中世期貝塚
五分一貝塚
松江橋貝塚
道ヶ島貝塚
一之江天神山貝塚
本一色貝塚
第七節 古墳時代27
古墳発生の手がかり例
古墳全盛期からその終末期へ
江戸川区周辺の古墳
江戸川区内の古墳存否
鹿骨三丁目の鹿見塚古墳説
上篠崎浅間神社の古墳説