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二、鎌倉時代の村名
◆鹿骨
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昔から珍しい村名として知られている。この辺は低湿地帯の草原であって鹿が棲息していたことは十分考えられるし、且て鹿の角などが発掘されたこともある。
この地にある鹿貝塚は古墳といわれているが鹿見塚には鹿島大神の杖となられた神鹿が奈良春日社への途次病に倒れてこの地に埋められて、それを祀った塚であるという伝説がのこっている。由来鹿島神社がこの村の鎮守となっている。
又村内円勝院から徳治年間の板碑が出ておりこの地の古さを物語っている。