目次
/
五、江戸時代小字の類型的分類と小解
◆町のついている字名
15 ~ 15 / 35ページ
寺町、新町(伊予田)大町、保町(西小松川)新町組(西小松川)
町とはもともと間路の義という。田の間の路をさしているが転義として市街の意に川いられている。
多く江戸時代元禄以後からの呼称のようである。街道ぞいに集落がやや市街化していた土地をよんでいた。
伊与田村には記載されていないが御番所町の字名がのこっている。この地も逆井渡の新町のように、小岩市川渡のあったところで旅宿などもあって町となっていて、小岩関所があったのでその名が生まれたものである。