江戸川区の「講」集団

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 江戸時代、農村にはさまざまな講集団がつくられました。念仏講、題目講、庚申講、富士講など、先祖を供養し、豊作や無病を祈る集団で、いずれも地縁や血縁で結ばれていました。
 これらは、信仰のよりどころであると同時に、人びとのふれあいの場、楽しみの場でもあったのです。
 区内には、現在もこうした集団が多く残っており、連帯や共同の核にもなっています。