千社額

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   江戸川区指定無形文化財・工芸技術
   技術保持者      鈴木菊松
 
 千社額は、神社仏閣などに掲げられる奉納額です。
 鈴木菊松さんは、1924年(大正13)生まれ。15歳のころから木工の世界にはいり、はじめは鋳物の木型、注文家具、指物の製作をしていましたが、のちにこの千社額の木地、彫刻看板や額の木地などの注文に応じるようになり、現在に至っています。荒削りの部分は機械でおこないますが、ほとんど手仕事です。
 江戸川区伝統工芸会会員。1988年(昭和63)江戸川区伝統工芸会主催第5回江戸川伝統工芸展に硯箱を出品して、教育委員会賞を受賞しました。
 今回の出品作の看板彫刻は、区内在住の細野勝さんの製作したものです。