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史跡探訪
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善養寺
影向(ようごう)の松
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四方に枝を広げ、巨大な盆栽を思わせる黒松です。樹齢は六〇〇年以上、枝は東西二十八メートル、南北三十二メートルに伸び、繁茂面積は現在日本一ともいわれています。「影向」とは、神仏が機縁(きえん)に応じてこの世に姿をあらわすという意味で、その偉容が神仏のように荘厳であることからこの名が付けられました。近年は樹勢の衰えも見られましたが、現在は回復の兆しを見せ、平成二十三年には国の天然記念物に指定されました。
善養寺影向のマツ樹勢回復事業実績報告書