[前原遺跡発掘!!~平成6年から平成18年までの調査成果~]

 平成6年(1994)から平成18年(2006)にかけて、府中市教育委員会が中心となって発掘(はっくつ)調査を行いました。
 調査の結果、奈良時代に、南北約93m~97m、東西約77m、瓦葺(かわらぶ)きの築地塀に囲まれた施設(しせつ)があったことが確認され、大量の瓦(軒平瓦(のきひらがわら)、軒丸瓦(のきまるがわら)、面戸瓦(めんどがわら)、鬼瓦)、まじない用の土製品などが出土しました。
 壊された古墳も見つかり、施設をつくるために、大規模な造成工事が行なわれたこともわかりました。
前原遺跡全体写真

前原遺跡全体写真


 
[地図の周りの見出しは、地図の中で示されているそれぞれの場所にあたります。
下の見出しをクリックするとそれぞれの本文ページが表示されます。
また、地図をクリックすると拡大して表示されます。]
遺跡全体図遺跡全体図を拡大発見①発見②発見③
遺跡全体図

※地図上の○○Tとは、調査地点の名前です。