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1　久井（くい）・矢野（やの）の岩海（がんかい）[国指定]
　崩壊した花崗岩（かこうがん）が急斜面を転落し、谷に累積して形成されたもの｡長径2～6mの風化して角がとれて丸くなった礫が重なり合い、厚さ7m以上で谷の方向に約100m続いている。巨礫（きょれき）が支え合って、人が入れるほどの隙間ができており「コウモリ岩」と呼ばれていた｡
　底部基盤岩の表面を地下水が流れ、洞口（どうこう）からは夏も冷気が噴き出している。

久井・矢野の岩海