凡例

一 活字化に際しての表記は次の通りとした。
 1 漢字は原則として常用漢字を使用し、常用漢字表にないものは正字を使用した。
但し、躰・炮・嶋など並びに人名・地名等の固有名詞はそのままとした。
 2 仮名は片かな・平がな(「ゐ」、「ゑ」も含め)はそのままとした。
変体かなは平がなに改めたが、者(は)・而(て)・与(と)・江(え)・而已(のみ)はポイントを下げそのままとした。
 3 合字のゟ(より)はそのままとした。
 4 虫損・破損・解読不能の文字は、一字分のときは□、二字分のときは□□、字数不明のときは[  ]とし、虫損・破損などと傍記した。
 5 史料に訂正がある箇所は次の方法によった。
    訂正例 「いふ」の「ふ」を「へ」に訂正してある場合
       いふ(へ)
 
 
6  朱書は「  」で囲み、その旨注記した。
7 翻刻技法は「追い込み方式」とし、適宜読点を付した。
8 史料中のあきらかな誤字などは、その正しい字を右脇の行間に(○○)あるいは(○○カ)と傍記し、正誤不明の場合は(ママ)とした。
  また脱字がある場合は同様に(○脱カ)と傍記した。
    例 
     ・白川候(侯)
     ・里人を(是脱カ)ほふむり
・水戸横(黄)門光國(ママ)
9 ( )のないふりがな・傍注などは、原史料のままである。