弥生廿六日・弥生廿七日・弥生廿八日

   〈要約〉
 ○早朝とし子の伯父の家の庭を見ると、家の作りや松杉や桜に桃、池の水際の下草まで自然な趣があって良い。
 ○歓待され三泊する。廿八日になって雨も止み、引き留められたが今富の根本の家に帰る。
 ○ここの主は最近発句を始めたという。