荒井寛方
荒井 寛方(あらい かんぽう) 1878-1945
日本画家。栃木県に生まれる。水野年方(1866-1908)に入門し歴史画を学ぶ。初期文展・再興美術院に活躍、巽画会・紅児会にも参加する。大正5年(1916)タゴールに招かれてインドに渡りアジャンタ壁画を模写、帰国後は仏教に多く画題を得た作品を院展を中心に発表する。また、当麻寺天井画・竹生島弁天壁画の制作や法隆寺金堂壁画の模写事業にも参加した。
収蔵品
白鷺(扇面)
制作年不詳
絹本墨画 13.0×45.0cm