石井鶴三

作家一覧へ

石井 鶴三(いしい つるぞう) 1887-1973

彫刻家。東京市に生まれる。幼少期に船橋で過ごす。明治38年(1905)、東京美術学校彫刻科に入学し、本格的に彫刻を勉強。卒業後は日本美術院の研究所に入り、彫塑研究にはげむ。戦前から東京美術学校で教鞭をとり、彫刻家として、晩年まで精力的に創作活動を行なった。また、油彩や水彩などの絵画作品も制作し、中里介山『大菩薩峠』や吉川英治『宮本武蔵』などの挿絵を手掛けた。

収蔵品

けしの花

制作年不詳

油彩/カンヴァス 40.5×27.0cm