石井柏亭

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石井 柏亭(いしい はくてい) 1882-1958

石井 柏亭

東京市に生まれる。父・石井鼎湖(1848-1897)に日本画を学び、11歳頃から展覧会に出品する。明治28年(1895)、大蔵省印刷局の銅版見習生となり、独学で水彩画も制作した。翌年、浅井忠(1856-1907)に師事。画家になることを決意し油彩画を始める。自ら制作活動をしながら、大正2年(1913)に日本水彩画会、大正3年(1914)には二科会の創立にかかわる。後進の指導にあたり、大正・昭和期における洋画界の中心人物であった。『鵞湖及鼎湖』の執筆者。

収蔵品

雉子

雉子

制作年不詳

絹本着色 144.0×42.0cm