児玉 輝彦(こだま てるひこ) 1898-1992
日本画家。新潟県十日町市に生まれる。大正6年(1931)歴史人物画で知られた津端道彦(1868-1938)に師事。昭和2年(1927)第8回帝展で《祗王》が入選。後に、日本美術協会会員となり、しばしば受賞。委員や審査員もつとめる。戦後、昭和40年(1965)に神代植物園で《秋之野草》が昭和天皇・皇后の供覧に附された。昭和61年(1986)には船橋市内の御瀧不動尊に格天井画と仏画を奉納。歴史画を得意とし、日本国画院会長など務めた。船橋市で亡くなる。
収蔵品