(伝)西行
(伝)西行(でんさいぎょう) 1118-1190
平安後期の歌人。武家に生まれ鳥羽上皇に北面武士として仕えるが、のち出家する。平清盛、崇徳院らと交わる。仏道修行、和歌に励み、諸国を遍歴。仏教観を基として独自の抒情歌を確立した。『新古今集』に九四首収められ、家集に『山家集』等がある。
収蔵品
曾丹集切本断簡
制作年不詳
墨/紙 26.7×22.9cm