田岡春径

作家一覧へ

田岡 春径(たおか しゅんけい) 1887-1969

日本画家。徳島県に生まれる。東京で青年時代を過ごし、初め四条派に学んだ後、近代南画の重鎮、小室翠雲(1874-1945)に入門。写生を元にした南画風の風景画を描き、昭和4年(1929)《白秋》で帝展で初入選。昭和初めに石井林響(1884-1930)を慕って千葉県大網町宮谷(現・大網白里市)に移り住んで以来、房総の風景を描き続け、また、千葉県美術改創設メンバーの一人として尽力した。

収蔵品

独釣図

独釣図

制作年不詳

紙本着色 139.3×34.8cm