仏教の伝来

 仏教は、6世紀前半に、百済(朝鮮半島)の国王から仏像と教典が贈られ、日本に正式に伝えられました。
 日本で初めての本格的な寺院は、588年に築かれた飛鳥寺(奈良県)ですが、7世紀後半に入ると、房総の豪族たちも競って私寺を建てるようになりました。現在、房総では、残された瓦などにより40か所の古代寺院跡が確認され、房総の仏教文化の広まりを知ることができます。