目次
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第3章 近世の船橋
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将軍家の鷹場と鹿狩り
船橋と鷹場
船橋市域の鷹場について見ると、時代によって多少の変化はあるものの、市西部の西海神~小栗原(旧葛飾町)一帯は御拳場で、ここは一時徳川御三卿の一ツ橋、田安両家の御借場の時もありました。一方、高根、東・西夏見、藤原、上山などは御捉飼場でしたし、史料上は未確認ですが、五日市、九日市や上・下飯山満等の旧二宮地区も御捉飼場であったと推定されています。