京成電気軌道の発足

 京成電鉄の前称である京成電気軌道の発起人に対して、路線敷設の特許状がおりたのは明治40年(1907年)5月でした。しかし、この年の後半から不況となってしまったため、会社が正式に発足したのは42年6月になってしまいました。
 会社は当初、鉄道計画とともに電灯・電力の供給事業も行い、船橋では鉄道より一足先に44年9月から電灯の供給が始まりました。