二宮町・豊富村の合併

 昭和28年(1953年)10月に町村合併促進法が施行されましたが、当時は既に国の指導により、小規模な町や村の合併の機運が全国的に高まっていました。
 船橋市に隣接する二宮町でも合併の動きが起こり、当初は津田沼町・幕張町との合併が検討されました。しかし、住民の間には船橋市との合併を望む声が高まり、28年8月1日に合併が実現しました。
 また、豊富村も一時は大和田町・睦村との合併構想が検討されましたが、やはり住民の意向が船橋市への合併に傾き、29年4月1日に合併になりました。
 この両町村の合併により市域面積が2倍に拡大し、特に山林面積は飛躍的に増加しました。