水練池(すいれんいけ)

指定年月日/昭和4年12月17日 名称変更及び追加指定/昭和24年7月1日・平成15年8月27日
 
藩校の水練池で、遺構が現存するものは日本唯一とされる。遊泳術および水中騎馬の訓練が実施された。東西39.5m、南北15.5m、深さ1.5mで、玄武岩の切石で築かれている。明治9年(1876)の萩の乱では、前原一誠が明倫館を本拠としたが、銃器や弾薬が諫早党によって水練池に投棄されたため、俗に煙硝池とも呼ばれる。