古明倫館碑

指定年月日/昭和4年12月17日 名称変更及び追加指定/昭和24年7月1日・平成15年8月27日
 
明倫館創建から22年目の元文6年(1741)、明倫館創立の由来を後世に伝えるために建てられた。花崗岩の2段台石上に花崗岩の亀趺(きふ)を載せ、その上に玄武岩の石碑を建てている。「明倫館記」と題された碑文は、2代学頭山県周南が作成し、3代学頭津田東陽が書いたもので、館設立の趣旨、規模、教育の方針等を記したものである。江戸時代後期に明倫館の移転にともない、この石碑も移された。