万歳橋(ばんせいばし)

指定年月日/昭和48年2月13日
 
新明倫館聖廟の前の泮水に架けられた。泮水は、中国の形式に倣った藩校の象徴で、聖廟周囲の南半分にしか水がないことを意味した。全国的には半円形の泮水もあるが、明倫館は半矩形(くけい)であった。長さ4.05m、幅員3.15m。明治12年(1879)、萩城跡に山口の豊栄・野田両神社の遥拝所(現在の志都岐山神社)が建てられる際に移築された。