練兵場(れんぺいじょう)の石碑

新明倫館の敷地内北側には、練兵場が設けられた。面積は3,002坪8勺余(約10,000㎡)という広さであった。広大な練兵場が設置されたのは、江戸時代後期の対外的危機感の高まりによって、練兵、すなわち兵隊の訓練が重要視されたからである。練兵場は現在、その敷地の一部が山口地方裁判所萩支部になっており、石碑が建てられている。