江戸時代中期の享保4年(1719)1月、5代藩主毛利吉元は、萩城三ノ丸内(堀内)に藩校明倫館を開校した。「明倫館」という学館名は、中国の古典『孟子』の一節から採られた。敷地は940坪(3,107㎡)で、本門の正面に聖廟、その奥に講堂を配し、射術場・手習場・兵書場・礼式場・馬場・学生寮・飯台場などを有した。この絵図は「萩藩明倫古館之図」と称される。
鳥瞰図 |
萩城下町絵図(1744~1747) 萩博物館蔵 |
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