観光

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 道南の観光資源には未開発のものが多いが、最近は大沼国定公園を中心とした観光事業の開発により、全国的にも知られるようになって観光客の入込数も増加する傾向にある。昭和35年の函館市への観光客の入込数は約53万人であったが、昭和52年には約239万人となり、4倍の増加を示している。一方、横津山系を中心とした山麓(ろく)の観光開発は、多くの貴重な自然を破壊するとして憂える市民の声も多く聞かれている。