鉄道

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 函館を起点とした鉄道は函館-旭川の函館本線、函館-江差・松前の江差線の2本の路線がある。函館本線の利用度は遠距離輸送に限定してみると、本道の中核都市への唯一の鉄道であることから高く、貨物・乗客共に増加の傾向にある。江差線は、その沿線の町村がすべて過疎化の進行している地域であること、また自動車の利用が増加していることなどから乗降客数は年々減少の傾向にある。函館市への通勤圏、通学圏といわれている地域の乗降客数は、昭和48年から52年の4年間に10~20%減少している。