夏日と真夏日

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 日中の最高気温が25度以上を示す日を夏日といって、この出現日数は毎年31日程度は平均して見られるが、暑い夏の年は50日以上も夏日があらわれることがあり、明治9年、10年、19年、25年、大正5年、13年、昭和8年、14年、18年、21年がそれに該当し、このうち明治9年、10年、25年は60日以上も夏日が見られた暑い夏の年であった。
 また、日中の最高気温が30度以上を示す日を真夏日といっているが、これはその年によって現われることもあり、現われないこともあり、平均すると年に1ないし2日となっている。
 夏日の多かった年のうちで、明治9年は21日、大正13年は12日も真夏日が現われ、格段に暑い夏の年であったことを裏付けている。