積雪の記録は、明治23年以来続いているが、昭和48年までの84年間の状況を下図に示した。
図でもわかるように、昭和7(1932)年から昭和13(1938)年ころにかけて雪の多かった年が続いたほか、最近では昭和32(1957)年3月5日の夜から6日の明け方にかけて、一夜に50センチメートルに達するドカ雪があり、その積雪は前日までの32センチメートルに加わって82センチメートルにも達した。これが今までの最深の記録となっている。
84年間の平均値は39センチメートルになるが、その標準偏差(ばらつき)は14センチメートルにもなり、年によっていかに差があるかがわかる。
1890年以来の最深積雪の状況