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1 本巻は『函館市史』通説編第2巻(近・現代編その1)とし、開港から日露戦争終結までを対象として叙述した。
 ただし、叙述の必要上、明治末まで言及した場合もある。
1 本巻の記述にあたっては、次の点に留意した。
(1)史料の引用は、短文の場合は本文中に「 」で表示し、長文の場合は改行のうえ2字下げて掲載した。
(2)出典・引用史料名を掲載する場合は( )で記した。なお『 』は出典名、「 」は引用史料名を表す。
(3)各章で共通の出典・引用史料名は、便宜上次のように略記した。
  『幕外』-『大日本古文書・幕末外国関係文書』
  『開事』-『開拓使事業報告』
  『布類』-『開拓使事業報告付録・布令類聚』
  「開日」-「開拓使日誌」(『新北海道史』史料1所収)
  「開公」-「開拓使公文録」
  (本史料は北海道立文書館の所蔵にかかわるものであるため、所蔵機関名の表記は略した。なお同館で分類した登録番号を付記した。)
  「函新」-「函館新聞」(ただし北溟社発刊に限る)
  「樽新」-「小樽新聞」
  「北毎」-「北海道毎日新聞」
(4)引用史料の所蔵機関については、各章共通のものは便宜上以下のように略記し、市立函館図書館所蔵の史料(写真を含む)は機関名の表記を省略した。
  「道文蔵」-北海道立文書館蔵
  「北大蔵」-北海道大学附属図書館北方資料室蔵
  「道図蔵」-北海道立図書館蔵
  「札学蔵」-札幌学院大学図書館蔵
  「東史蔵」-東京大学史料編纂所蔵
(5)人名には敬称を省略した。
(6)史料引用にあたっては、原則として旧字体は新字体に改め、また歴史的かなづかいも現代表記に改めるようにした。また、句読点や返り点などは各執筆者の責任において付けた。
(7)特殊な用語・地名ならびに難解な文字などには、できるだけふりがなを付けた。
(8)暦年は原則として年号を使用し、適宜( )内に西暦を付記した。改元の行われた年については新年号を使用した。なお明治5年12月2日以前は、陰暦を用いている。
1 本文中の表・図には、章ごとに一連番号を付した。
1 本巻の編集は、編集員和泉雄三・榎森進・神田健策・桑原真人・小林真人・紺野哲也・佐々木馨・清水恵・菅原繁昭・鈴木旭・田端宏・辻喜久子・永野弥三雄・中居裕・根本直樹・深瀬清・船津功・増田洋・渡辺道子(50音順)が担当し、市史編さん室長楯石保、臨時職員越後谷真理・久斉好江・千葉恵美子・萩野芙美子がこれを補助した。なお各章節の分担は巻末に示した。
1 本巻の編集・執筆にあたっては、各機関・団体及び個人の方々のご協力を得た。紙面を借りて感謝の意を表する。