六度の天災

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 大正から昭和十年ころにかけて大きな水害、凶作を数えあげてみると、大正二年の凶作および水害、大正十一年の水害、大正十五年の凶作、昭和六年の凶作、昭和七年の水害凶作、昭和九年の凶作、昭和十年の冷害、風水害などこの期間だけでも、わずか二十五年間に六回の大きな天災に見舞われている。
 特に大きなものは未曾有の被害を出した昭和六年の水害・冷害である。
  昭和六年の凶作