目次
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[亀田市編]
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第四章 都市近郊農村の歩み
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第二節 農業
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五 小作制度
小作の慣行
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前述したとおり、大正-昭和前期には、亀田村において約五七パーセントの小作農、約二六パーセントの自作兼小作農がいたわけであるが、これら小作人たちは、どのような慣行のもとに農業に従事していたのであろうか。
道内の小作制度においては、田地、畑地とも物納、金納でそれぞれ年貢を支払う地方もあったが、亀田村ではほとんど田地は玄米の物納、畑地は金納であった。